音を拾い、道を歩いて出会う人の列に・・・
足音だけが・・・リンリン響くと見えて来る・・・
雑踏の中に静けさを造り・・・遠くなる願いをまとめてしまうには・・・
ひとりでは迷い・・・大勢でははぐれてしまう道標に・・・
愛しく過ごした暮らしを守る・・・大勢の願いが列を成している・・・。
自分を傷つけ人に想いを寄せ・・・嘆いた自分を人で癒し・・・
守る立場を盾にしては・・・約束事に涙して・・・
弱さを守る力の中に・・・傷が増えてしまえば痛みが膨れ・・・
癒す人を探し続ければ・・・譲れない居場所は生まれて自分と出会い・・・
出会いに忍ぶ想いは暮れて行く・・・。
火を灯す暮らしがとても上手になるほど・・・
闇に隠れて姿を消すにはもどかしく・・・
見てはいけない端っこと・・・見なければいけない目印と・・・
ほどほどに抱える町の様子がボンヤリと・・・暮らしの中で潜み続け・・・
真っ赤な光の中で輝くには強すぎて・・・手に余る街の暮らしは・・・
隅々まで照らされる・・・目くらましの中にいる。