真新しい住まいの、イ草や木の香り・・・生きている暮らしを造り始める贈りコトバのように・・・
白肌の柱や床板・・・漆喰壁の艶肌は、おひさまの色合いを受け・・・
奥深い和の室来を照らしながら・・・
深い軒が遮る日差しと影のアベコベの様子が・・・
明暗分ける世界を静かに整えて・・・人の暮らしの危うさを・・・
心の内に仕舞い込み・・・恐怖と安堵を秤にかけている・・・。
物の怪の仕業で貶める・・・不安な無明を隣に抱いて・・・
おひさまを頼りに暮らすには・・・
風を受け・・・雨をしのいで、山と川と海に憧れて・・・
空の上から覗いた日々の佇まいが、正しくあるようにと・・・
自分をじぶんで覗いているのかも・・・。
叩けば響き返事を返し・・・答えの戻らない自然を相手の独り言は・・・
気長に待てば待つほど自分に返る・・・重さを受け止めるには遅すぎて・・・
巡る時間の長さは世代を越えて・・・
受け渡せるまでに気付きは何度も訪れるけれど・・・
か細い声のしるしは耳元で・・・
宝物とは反対の・・・醜い姿ではしゃぎ回りながら・・・
広がる噂話を振りまいて・・・体の内に仕舞い込まれて行く。
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