食い尽くされた街の様子を片手で探り・・・
宵闇のほとりを照らして歩く人達と・・・両手を振りほどいて歩いてみれば・・・
見える矛先に潜んだウツロは・・・ヨイヨイ近づいて・・・
顔を隠したノッペラボウに誤魔化され・・・
二人三脚で走り続けてく・・・。
初夢に見た迷いを重ね合わせ・・・自分の夢と偽っては・・・
想いはぐれたぎこちなさに解けた謎を・・・
妖怪の類か・・・物の怪のどちらか区別もつかず・・・
急いでならした心の凸凹も・・・ようやく落ち着きを取り戻す頃・・・
淡い夢の続きを見ようと、寝床に横たわり・・・
念仏も・・・迷信も、償いから漏れ出て薄くなり・・・
両手を合わして祈りはしても・・・ホントの願いは眠りの中・・・。
命を削る意味を探して暮らすには・・・
ほど遠い意識の世界に囲まれて・・・濃く短く生まれ・・・
薄っすら長く生まれてしまうのも・・・
浮世の流れに身をまかせ・・・生き抜く姿に磨きを掛ければ・・・
自ずと造られる身の程が・・・人の暮らしを守りつつ・・・
ゆるり・・・流れて時を知るのかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます