ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

いのち

2019年05月29日 18時30分00秒 | owarai
人生は積み重ねだと誰でも
思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべき
だと思う。

蓄えれば蓄えるほど、かえって
人間は自在さを失ってしまう。

過去の蓄積にこだわると、
いつの間にか堆積物に埋もれ
て身動きができなくなる。

人生に挑み、本当に生きるには、
瞬間瞬間に新しく生まれ変わっ
て運命をひらくのだ。

それには心身とも無一文、無
条件でなければならない。
捨てれば捨てるほど、いのちは
分厚く、純粋にふくらんでくる。

今までの自分なんか、蹴トバシ
てやる。
そのつもりで、ちょうどいい。

社会的な状況や世間体を考えて
自分を守ろうとする。
それでは駄目だ。

社会的環境が変わったのだ。
自分に対しても戦わなければ
ならない。
これはむずかしい。

ほんとうに生きていくためには
自分自身と闘わなければだめだ。


YouTube
Shirley Horn - "Here's To Life"

https://www.youtube.com/watch?v=QOj1JryGj8A

女の結婚適齢期

2019年05月29日 11時48分41秒 | owarai
女は25歳までに、
まず、1回目の結婚適齢期を
すます。

バカヤローと言われそうだ。

だって、25を超え、キャリアを
積めば積むほど、女も結婚相手
を選び始める。

簡単には、恋にもおちなくなる。

ユーミンだって、22歳で結婚
していなければ、今でも、シン
グルのままかもしれない。

適齢期を逃がした女は、ウル
トラCの技をかけるしかないか。

「実は、滝に打たれている」

2019年05月29日 09時22分10秒 | owarai
気分を変えるには、手を洗うのが
いい。 実は、滝に打たれている
行者みたい なもの。

そうじをすると、手が汚れるって
思っていない?
そうじをすると実は手が洗われる。

車を洗っても、お風呂を洗っても、
トイレをそうじしても、結果とし
て手をきれいにしているんです。

手っていうのは、あらゆるものの
通りみちかもしれない。

右手がエネルギーを出すほうで、
左手で受けている。

だから、そこに汗とか汚れがつく
と停滞するんだよ。

家でいえば、玄関の汚れている家
は、幸せが遠のいている。
あなたのお家は大丈夫ですか?

地獄と極楽を分ける“エコーの法則”

2019年05月29日 05時16分05秒 | owarai
およそ人生には、いやこの
世を厳格に支配している一
つの法則がある。それは、
原因結果の法則です。

俗に言う善因善果、悪因
悪果の法則で、「エコーの
法則」とも言います。

意識が行動を作り、行動が
習慣を作り、習慣が体質を
作り、体質が運命を作りま
す。

いちばんの大本は自分の
意識です。

良いことを思えば良い結果
が、悪いことを思えば悪い
結果が起きることになりま
す。この世を地獄にするの
も、極楽にするのも自分の
心次第です。

「人間がものを考えたり、
何かを欲するとき、また
人知れず何かを思うとき、
その一切を現実の形とし
て現そうと待ち構えてい
る宇宙霊が控えている。

その思い浮かべたことを
鋳型として、いろいろな
ものをつくり出す想像力
的能力を活動させる力が
働く」と、中村天風は
言っています。

二度と生まれ変わること
のできないこの人生を楽
しく過ごすためには、人
生の一瞬一瞬において絶
えず悪の芽を抜き、善の
種を蒔くように心掛ける
ことです。

そんな努力を積み重ねて
いると、運命や境遇以上
の力が出てくるものです。


※中村天風
(1876-1968)
大蔵省初代局長の息子で
日本の思想家、実業家。

「遠 恋」 好きでいさせて ―Ⅱ―

2019年05月29日 00時00分47秒 | owarai
駐車場の向こう側に広がって
いるのは、雑木林、いや、
深い森なのかもしれない。

その闇の中から聞こえてくる
のは、風の音と、辛うじて命
の灯を点(とも)している。
弱々しい虫の音。

心細さと不安で、胸がしめつけ
るようだった。それまで軽いと
思ってきた鞄が、ずしん重く
感じられる。

切符売場のそばに、公衆電話が
あるのに気づいた。意思とは
関係なく躰が動いて、わたし
は財布の中からコインを取り
出しながら、立ち上げってい
た。電話の前まで歩み寄り、
受話器を取り上げた。

その時ふいに、胸の奥から、
掴みどころのない感情の渦が
湧いてくるのを感じた。

わたしは本当に、あのひとの
近くまで、来ているのだろ
うか。

日本にいる時よりもっと遠い、
もっと長い、もっと暗い
「距離」を感じてしまうのは、
なぜなのか。わたしはあのひと
には、会えないのではないか。

言葉にすれば、そんな風になる。
無論その時にはまだ、言葉になっ
ていない。

漠としたその不安―――恐怖に近い
感情―――は、数回の呼び出し音の
あと、電話がつながった瞬間、確信
に変わった。

それは、限りなく悪い予感であると
同時に、なぜだか明るい直感でもあ
った。心を海にたとえるならば、わ
たしはまるで自分の両足が海底に
届いたかのように、そのことを感知
していた。

あのひとは、ここにはない。
「へロゥ?」
JFK国際空港で耳にした女の人の
声が、今度はわたしの耳もとに、
くっきりと届いた。彼女の息づ
かいまで、わかるほどに。

ジャネットではなかった。その
声は若く、細く、鋭利な刃物の
ように研ぎ澄まされていた。

ひと呼吸置いてから、わたしは
一語ずつ、はっきりと発音した。

「こんにちは。そちらに、カイセイ
さんいますか?」
「ええ、ここは確かにカイセイの
住んでいる家です。でも彼は今、
ここにいない。

あなたは、誰?」