ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『ねじれたハートで』

2022年09月24日 11時49分02秒 | owarai
ひとり開ける缶ビールの、
プッシュという音がやけに
大きく響く。

平衡感覚。

そうありたい。

つまらないことでねじれない
ように、
もつれないように、

心の平衡感覚を保ちたい。

 まだ、どこかでわがまま
なのだ、

好きなひとに会うと
その平衡がどこかでずれる。

ま、本来、恋というのはそうかも
しれず、妙に達観してしまう
自分もいた。


改訂版 :「母がのこした”壮絶な愛”」

2022年09月24日 11時46分37秒 | owarai
私は幼い頃、母と別れたのですが、
作家の西村滋さんは、母の恩に
ついてこう語っている。

「優しかった母が結核に罹って
隔離された。大人たちは近寄ら
ないようにと言うが、幼時のこ
とで母恋しさに近寄ると、

母は私を見るなりに罵声を浴び
せ、コップやお盆などを手当り
次第にぶつけてくる。

顔は青く、髪を振り乱して荒れ
狂う姿は、鬼としか思えず、次第
に母を憎悪するようになった。

いつか、ぐれて少年院にいた。
そのときに、昔の家政婦さんが
来て告げた。

『私はもっとあの子に憎まれたい。
私はあと一年か二年の命です。
あの子は幼くして母を失うのです。

幼い子が母と別れて悲しがるのは
優しく愛された記憶があるからで、
憎らしい母親なら死んでも悲しま
ないでしょう。

夫もまだ若いから、新しいお母さん
が来るでしょう。

その方に可愛がってもらうためにも、
死んだ母親なんか憎ませておくほ
うが、あの子のためです』と。

それを聞いて、私は立ち直ることが
できた」
なんと壮絶な母の愛ではありませ
んか。

お金とか土地とか家などは、残して
かえってためになりません。

自分のつらさを隠して無償の慈しみと
愛の強さを、心から痛感しました。



“夢の途中”

2022年09月24日 08時49分33秒 | owarai
男と女がいて恋があり、別れが
ある時、そういうきれいごとで
すむわけがないと、ずっと思っ
ていた。

どこかでドロドロした部分は、
必ずあるし、やさしく見送ある
なんて嘘っぱちだと・・・・。

まわりでも恋のゴタゴタは多い
し、そのつど、電話などで相談
されたり、グチを言われたり、

泣きつかれたり、こちらも自分
の問題で精いっぱいなのに困っ
たもんだと思っていた。

特に、女のタチの悪いのは、時
としてまわりが見えなくなるこ
とだ。熱愛関係に入ると、彼と
自分の世界しか見えない。

それはそうさせる男も悪い、た
ぶん。

そういう男女関係に、ふつふつ
といや気がさしている私がいた。

私の幼ななじみの女友達が、恋
の深みにはまった。自分のこと
をタナに上げて、人のことを言
うのはいけない思ったし、

その子に忠告できるほど、こち
らが立派な恋をしているわけで

はないから、静観していた。

けれど、彼女の変わりようは
激しかった。昨日までの幼女、
あるいは処女が一夜にして、
豹変したような生臭さがあっ
た。

私にも恋人はいて、それなりに
すったもんだしていたが、私の
彼でさえ、こちらの恋の問題を
さし置いても、彼女の変貌ぶり
を心配した。

実は、私が、私の彼に異変を感
じ始めたのも、ほぼ同時期だっ
た。お互い、なんとなくしっく
りいかないな、と思っていた。

彼は正直に告げた。新たに好き
な子ができたと。不思議なくら
い私は驚かなかった。

かえって、彼には失礼ではない
かと思うくらいだった。
・・・さるものは追わず・・

勘がいいのか、恋をしそうな予
感、ダメになりそうな予感、必
ず当たるのだった。

晴天の霹靂とか、劇的な展開と
いうのに緑がない。

「物わかりがよすぎる、君はも
っと、わがままになってもいい
のに」と、彼に言われたことも
あった。

「すまないと思っている。俺の
勝手で」彼は、いつも待ち合わ
せに使っていた喫茶店で、潔く
あやまって、別れを告げた。

午後の日差しに、外は穏やかで、
カップルも楽しげに往き来する。
それでも、みんなそれぞれ恋し

ている限り、なんらかの問題を
かかえているのだろうと思うと、
ふと、やりきれなくなった。

・・・悲しいのはお前だけじゃ
    ない・・・

しかし、恋の終わり際に、想い
を相手にぶつけ、かまわずよよ
と泣き崩れるような女でないの
は、いいことなのかどうか、わ
からなかった。

ただ、私は私と思うしかない。
本当は、結構ドロドロした部分
だって引きずっているはずなの
に・・・・。

その直後、友達の彼氏が結婚
詐欺まがいの男だったという
話を、別の友人から聞いた。


が、なぜかほっとした。そこ
から彼女の道もまた始まるのだ
ろうし、恋も夢もまだみんな
模索中なのだから。

オナベとオカマとオコゲな人々

2022年09月24日 08時45分55秒 | owarai
世の中には、オカマとか
オナベとか、なぜか調理用
具の名称で呼ばれている
人々がいる。

オナベは、自分のことを男
だと思っている女・・・・・。
すなわち男装したレズの
人々のことだ。

因みに、、
おこげはおかまにくっついて
いる女の人々。


以前、男はオナベバーに入れ
なかったが、リーマンンショック
以降は入れるようになった。
(不況のせい?)
接待で初めてオナベバー
へ行った。

「いらっしゃーーーい!!!」

まるで寿司屋の威勢のいい声
とともに、ひとりのオッサンが
顔をだす。

アホの坂田利夫さんみたい
な顔のオヤジである。
まさか、これが女とは!?

この人は・・・・・・と、私は、のけ
ぞりながら考えた。オナベに
なってよかったのだ。
坂田利夫そっくりに生まれた
からには、女としてのシアワセ
は望めまい。
「女は顔じゃないよ」にしても、
さすがに限度がある。

 席についてしばらく酒を飲んで
いると、やがて、坂田利夫は
客のひとり(中年肥満系オババ)
と手にとって、チークダンスを
踊り始めたのである。


オヤジ女とオバタリアンのチーク
ダンス・・・・・・。

それは見ている者を沈黙させる
異様な世界であった。
口の端からダァーッと酒を垂れ
流しそうになったくらいだ。

オババの顔は、限りなくピグモン
に似ている、
坂田利夫とピグモン・・・・ああ・・
怪獣大戦争のようだった。

Just The Way You Are

2022年09月24日 08時42分22秒 | owarai
かけひきなど意識せず 
自然体で恋はしたい

と思うものの 素のまま
心をぶつけ合うと

よじれた部分も 生まれてくる
時には 化粧も必要だろうか

素のままで 疲れない恋に
なるには

ある熟練と よじれる心を
積み重ね

解き放つまでの
長い長い 時間を経ていく
のだろう

小休止といっても
余裕のある心でなければ
迷うだけの うつろう時間に
なってしまう

それでは 積み重ねたら
いつか 実になる日が
来るのだろうと

そう思って
ひとりの夜をいやおうなく
過ごすのもいい