親鸞の晩年が描かれています。飢饉により、貧しい庶民は次々と餓死していく。当時の庶民は厳しすぎる年貢の取り立てで生活はかなり逼迫していた。この上の飢饉。しかし、同じだけの年貢を払わなければならず、腐敗した肉などを食べ、餓死するか疫病で病死するかといった状態だった。親鸞は、これを目の当たりにし、せめて死後は極楽へ導いてあげたいと念仏を教える。当時の地主は年貢を払わなければ地獄へ落ちると言い聞かせ、農民たちは生きても地獄、死んでも地獄だと諦めていた。こんなとき、南無阿弥陀仏と唱えるだけで、極楽へ行けると言われると、親鸞の元に殺到した。
この本は、親鸞の生涯に関しては簡単に書かれているが、宗教の部分は、難解で何度も読み返したがなかなか理解できなかった。親鸞はこの難解な経典の数々を読み書きのできない庶民に分かりやすく説明したらしい。これを期待して読んだのだけど、無宗教な僕にはほとんど理解できなかった。世の中の御坊さんはどれだけ理解しているのか?聞いてみたくなった。
この本は、親鸞の生涯に関しては簡単に書かれているが、宗教の部分は、難解で何度も読み返したがなかなか理解できなかった。親鸞はこの難解な経典の数々を読み書きのできない庶民に分かりやすく説明したらしい。これを期待して読んだのだけど、無宗教な僕にはほとんど理解できなかった。世の中の御坊さんはどれだけ理解しているのか?聞いてみたくなった。