光圀伝 冲方丁著

　徳川光圀って言ったら水戸黄門、それしか思い浮かびませんでした。一体どんな人だったのか？物凄く興味がありました。７００ページを超える長編を読むきっかけはそれだけでした。義のために一生を捧げた革命児。初めに結果だけを書き、最後の最後にそれがどんなことだったのかが分かる。あっ！そういうことか！スッキリして読み終えることが出来ました。