余命１年のスタリオン 石田衣良著

　華々しい芸能界を走る、俳優が突如、末期の肺がんで余命１年を宣告される。派手な生活をしていた彼が、１年間で、幸せとは何かを考え、それのために必死に生きていく。それは、俳優としては決してかっこいいものではないが、そのひたむきさに感動させられました。

ヒューゴ

　駅の時計台に住む少年。時計の修理工の息子のヒューゴは、壊れた不思議なロボットを修理していく。貧しい少年は、時計の修理工のおじいさんに捕まり、ロボットの修理法の書かれたノートを奪い取られる。修理が完了したロボットが描いた不思議な絵から、おじいさんの閉ざされた心の扉を開く。子供向けの映画だと思いますが、大人でも感動しました。

フライト

　アルコール依存症のパイロット。計器のトラブルで墜落する飛行機をそのテクニックを駆使して最小の犠牲者で抑えた。本来なら、英雄視されるはずが、アルコールのため、犯罪者に仕立てられる。そもそも、フライトの前にアルコール検査はしないのか？など、疑問山積。