5歳の時、兄とはぐれて、無人の列車に乗ってしまい、1万キロ以上も離れた土地で保護されたアジア人の少年。オーストラリア人夫妻に養子として迎えられ、大学生となる。そこで当時発展中のGoogl eearthを知り、ずっと封印していた、生まれ故郷を探し始まる。幼い記憶は曖昧で、壮大なバーチャルの旅が始まる。
故郷への思いと、育ててくれた養夫婦への恩が入交り、心もボロボロになりながらもようやく見つけ出す。母親との再会シーンは、感動的でした。結局、5歳児の記憶は、産まれた街の名前も、自分の名前さえも微妙に違っていて、言葉も違う外国では、見つけるのは不可能。
それにしても、インドでの子供の行方不明者が年間、何万人もいる事実は衝撃を覚えました。