クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

いのちの停車場 南杏子 著

2021-06-28 02:51:00 | 読書
 東京の大学病院の救命救急科の副部長を務めたベテラン医師。多重事故で多くの重量患者を受け入れた際に起こった事の責任を取って、金沢の実家に帰る主人公。
 幼馴染がやっている田舎の在宅専門病院を手伝う事に。医療の最前線で働いて来たという自信が全く通用せず、思わぬ壁にぶち当たってしまう。
 現在医療の抱える様々な課題。老々介護、終末医療、そして安楽死の問題に正面から向き合う主人公。医師として、娘として、そして人間として本当に大切なものとは何か?
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