ジョン・マンとは、ジョン万次郎のこと。ジョン万次郎に関して僕が知っていたのは、幕末にアメリカに漂流し、日本に帰って通訳とアメリカの解説を行ったという程度で、なぜ、アメリカに渡り、それからどんな生活をしたのかが知りたかった。この本を見つけた時、無性にそう思いました。
この編は、万次郎の生い立ちから、漂流し、鳥島に漂着してアメリカ船に発見されるまでが描かれていました。鎖国中の日本人、特に土佐の田舎漁師たちには、日本人という概念も無かったこの時代、万次郎は、12歳で一家を支えるために懸命に働いた。彼には人並み外れた視力があり、沖合の変化を見つけては、魚の群れが来たと漁師に教えるが全く信じてもらえず、逆に嘘つきと罵られ、ふるさとを出ることを決意する。脱出の船の中で彼の並はずれた視力を発見した、鯨捕り船の漁師が、鯨捕りにこの視力を生かすことを思いつく。そして、新しい鯨捕り船の初めての漁へと旅立ったが、急な嵐にあい、漂流してしまう。
このとき、万次郎は14歳。おそらく、土佐のことも日本のことも知らない少年がアメリカに渡ってどの様に感じるのか、今後が楽しみです。
この編は、万次郎の生い立ちから、漂流し、鳥島に漂着してアメリカ船に発見されるまでが描かれていました。鎖国中の日本人、特に土佐の田舎漁師たちには、日本人という概念も無かったこの時代、万次郎は、12歳で一家を支えるために懸命に働いた。彼には人並み外れた視力があり、沖合の変化を見つけては、魚の群れが来たと漁師に教えるが全く信じてもらえず、逆に嘘つきと罵られ、ふるさとを出ることを決意する。脱出の船の中で彼の並はずれた視力を発見した、鯨捕り船の漁師が、鯨捕りにこの視力を生かすことを思いつく。そして、新しい鯨捕り船の初めての漁へと旅立ったが、急な嵐にあい、漂流してしまう。
このとき、万次郎は14歳。おそらく、土佐のことも日本のことも知らない少年がアメリカに渡ってどの様に感じるのか、今後が楽しみです。
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