90歳、何がめでたい 佐藤愛子著

凄い方です。92歳と言えば、大正生まれ。その方が、現在の社会をぶった切り！しかも、今の世の中の動きを全て理解されている。関心というより、唖然という感じでした。

恩師の言葉

　貸しのある人生を送りなさい。事あるごとに言われていました。人生は、最後にはプラスマイナス０になる。ならば、先に人のために行動しなさいと。僕は、常にこの言葉を胸に過ごしてきました。お宅にも何度か訪れていましたが、引っ越されてからは、年賀状だけのやり取りになっていました。
　もう、何年前になるだろう？突然、恩師の奥さんから、ハガキが届きました。そこには、胃潰瘍の手術が失敗し、もう、何か月も何も食べていない。歩くことはおろか、声も出ず、文字を書くことも出来ない。おそらく、もう、長くは生きることは出来ないだろう。しかし、この様な姿を絶対に見られたくないので、この手紙をもってお別れとします。このハガキを読んで、本当は、直ぐにでも会いに行きたかった。でも、それは、恩師の意に反する事になる。考えた末に、出された、おそらくは、最後の意思。僕は、その意思を尊重することにしました。
　恩師は、おそらく、最後が分かったら、色んな人に会いに行って、お礼を言って回ろうと考えられていたのだと思います。しかし、麻酔から覚めた瞬間から、それが出来なくなっていた。震える手で文字を書いて、それを奥さんに託されたのだと思います。今、改めて思い出し、強い人だなと思いました。
　

気持ちを落ち着ける為に

何も考えたくない時、僕は、本を読みます。一瞬、物語の中に入り込め、少し落ち着ける気がします。今日、かなりの時間をかけて、読み進めました。比較的、面白い内容に助けられました。

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大したこと書いて無いのに、昨日のpvが3000近くある？異常！何だろう？

クリーピー 偽りの隣人

映画化の限界を感じました。ちょっと内容をまとめられ過ぎていて、理解できず、所謂、ネタバレを読んでしまいました。