
気管支内視鏡のための検査入院が決まったとたん、なんだか気力が失せてしまった。
この間血を吐きながらでも毎日出勤していたのに、昨日も今日も休んだ。
明日はどうしよう。
半日だけでも出たほうがいいかな。
このままだと気分的にどんどん落ち込んでいきそうだ。
わかっていたけど、今更にへたれな自分に驚く。
内視鏡自体はもう覚悟ができてる。
しんどい検査だと評判だけど、別に永久に続くものでもないから。
問題はその後。
手術や抗がん剤は拒否したいけど、喀血が治まらないのは非常に困る。
止血剤のアドナもぜんぜん効かないし。
喀血って周りが嫌がるんだよね。
結核ではないからうつらないとわかっていても、目の前で血を吐くのを見るのはとっても怖いらしい。
(そのおかげでこのクソ忙しい時期にも係わらず、店を休ませてもらってるわけだけど)
確定診断も出ていないのに、考えすぎか?
でもすでにイレッサの説明までされたことを思うと、医者の頭の中ではすでに結論が出ているのではないかとも思う。
待ってる時間が一番嫌だな。
どんな結果でも、はっきりと出たほうがいい。
でも内視鏡検査が終わっても、結果が出るまで一週間もかかるんだよ~~。
つまりその間も、特に治療を始めるわけでもなく、効かないアドナを飲み続けてるしかないわけだ。
明日起きたら、奇跡的に咳も喀血もなくなってるんじゃないか。
病を得た人なら誰もが思うようなことを、私も願っている。
情けない。
先は長いんだぞ。