にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

最終候補選評

2018年03月13日 | 小説
 賞の選考が載った号が手元に届きました。

 生まれて初めての最終候補。生まれて初めてのプロ作家からの批評。
 当然もうドキドキもんだったけど、さすがは毒舌で鳴らす馳星周氏。覚悟はしてたけど、立ち直るのにたっぷり三日は要するほどの酷評だった。
 正直、「こりゃ私にはプロデビューは無理だ」と実感してしまったほど。
 
 出版社系の賞を取るのは、本当に難しい。

 思えば若い頃から、日本の作家の小説など一つも読んだことがなかったのに、ふとしたきっかけで宮部みゆきの「火車」を読み、感動の余り「私もこんな小説が書きた~い」と思い立ってから早10年。
 20作書いて、1次も通らなければ諦めようと決めて6年前から応募を始めた。
 幸いにも2作目でオール読物新人賞の1次を通り、10作目で今回最終に残ることができた。
 361篇中の上位4作に残れたことは、自分で自分を褒めてあげたいほどの快挙だったと思う。
 でも当初は、6年で20作書くつもりだったんだよね。
 根がぐーたらなだけに、予定より2倍も遅れてしまった。
 
 あと10作書くのに何年かかるかな?
 ちゃんと目標を達成して、燃え尽きることができるかな?

 道は遠く険しいけど、でも楽しい^^

コメント
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