にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

家庭内野良、捕獲失敗

2020年10月22日 | 
家のフミたんという猫。
飼いだしてから4年ほど経つというのに、未だにまったく懐かない。
さすがに傍を通っても逃げなくなったけど、触ろうとするとビビって怒りまくる。
まあ、事故か虐待か過失かわからんけど、後ろ脚がまったく動かない状態でウチに迷い込んで来たから、トラウマ的なものがあるのかもしれない。
だけど、触るくらい許してくれてもいいんじゃないかと、ご飯を与えている身では思ってしまうんだよなぁ。
ギブアンドテイク。
撫でさせていただいたお礼に、美味しいご飯を差し上げる。これでなきゃダメでしょ?
などとぼやいても、聞いてくれないものは仕方ないとあきらめて、ひたすら給仕役に徹していたけど、2ヶ月ほど前からフミたんが口内炎を発症。

さて、困った。
後ろ脚のマヒは、様子を見ているうちに1ヶ月ほどで治った。しかし口内炎に自然治癒はない。
だけど触れもしない猫をどうやって捕まえて病院に連れていけばいい?
洗濯ネットに入れるにしても、後ろから背中を触ろうとしただけで本気のネコパンチを食らったことがあるだけに、つかんだり押さえたりなんておよそ不可能だろう。
そう予想して、ネットで「鷹の爪も通らない」という手袋を購入。
これなら爪も牙も怖くないぞ、ってわけで、心を鬼にして実行に移したんだけど・・・・

見事に失敗。
怖がらせただけで終了という最悪の結果になってしまった。
まず寝ているところを押さえようとしたんだけど、牛革製のこの手袋はつるつるしていて、するりと逃げられてしまった。
それでも追いかけて押し入れの隅に追い詰めたまではよかったんだけど、いざ洗濯ネットを被せようとしたら、様子がおかしい。
なんと、お尻からモリモリとウンチが!!
ビビりションというのは知ってたけど、ビビりウンチってのもあるんだ。
足下にウンチが転がってる状態では、私もフミたんもウンコまみれになってしまう。
そう思って先にウンチを片付けようと手を伸ばしたら、強烈なネコパンチが。パ二クってるから容赦なし。手袋をしてなかったら、10針は縫ってるだろうな。
かまわずウンチを拾ってたら今度はビビりション。さすがに可哀そうになって、捕獲は断念してしまった。

本当はどうするべきだったのか。
怯まず、洗濯ネットに入れるまで続けるべきだったんだろうか。
あれから12時間経つけど、まだ押し入れから出てこない。声をかけると唸り声を立てる。
しばらくは近づいただけで逃げるだろうな。あーあ。

一つだけ収穫があったとしたら、襲われ(?)て真っ先に逃げ込もうとする場所がわかったってこと。
次に試す時は、そこに洗濯ネットを仕掛けておいて、追い込み漁にしようと思ってる。
それにしてもマーもクロタンも偉かったんだなぁ。
病院行きを嫌がっても、絶対私に爪を立てたりはしなかったもんなぁ。


今までとこれからのこと

2020年10月07日 | 小説
さて、全作撃沈判明から早一か月。
若い頃なら、「どうせ私は才能なんかないんだ(ウジウジウジ)」とのんびり落ち込んでいるところだが、還暦を過ぎた私にそんな贅沢な時間は残されていない。
というわけでネットにアップする作品選びと心機一転を兼ねて、これまで書いた小説を整理整頓した。

そこでまず気づいたことが一つ。
えっ、私ってまだこんだけしか書いてないの?!

この8年間、寝食忘れて書きまくっていたつもりが、数えてみると中編が4作と短編13作。
とっくに40作くらいは越えてると思ってたんだけど、どうやらアイデアやプロット止まりの作品も、脳内で執筆作品にカウントされていたらしい。
「やっぱりダメだった」とあきらめるにしても、30作は書いてからにしたい。
ということは、あと2年で15作? 
1年間に7作以上?
・・・・・・ムリッ
と叫びたいところだが、悔いを残すのもヤだしなぁ。

もう一つ気づいたのは、バイオリズムなるものがあるとしたら、底辺は2015年で、頂点は2018年だったってこと。
2015年も応募全作撃沈。
2018年は5作応募して、一次通過1作、二次通過1作、最終候補1作。
この年に結果を出せなかったのが、今から思うと痛恨だった。
あ、3年周期だとしたら、来年はまた頂点じゃん^^(こんな能天気さで、ホントに7作も書けるのか?)

とりあえずまず1作、ネットにアップしました。
HPからのリンクで読めるよ~。

来年は身の程知らずを承知で「江戸川乱歩賞」におうぼしようかな。
どんな結果になろうと、2年後は真っ白な灰になっていたいから頑張るしかないよね。(こういう例えを出すところに歳が出るんだよなぁ)