久々に嬉しいニュース。
「県が五月にいなべ市で捕獲したツキノワグマを無断で隣接する滋賀県内に放した問題で、県は七日、このクマの所在地調査と関係自治体への位置情報の提供を終了すると発表した。県獣害対策課によると、放獣後に人を襲ったクマとは別と判明した上、約二カ月の調査で積極的に人里には近づかないと確認できたことから、危険性は高くないと判断したという。県などは、このクマを生け捕りにするため、出没場所近くにえさを仕掛けたおりを計十基設置したが、近く撤去する。
問題のクマは五月十七日、いなべ市内でイノシシ用のおりに誤ってかかり、県職員が放獣を試みたが適当な場所が見つからず、県境を越えた滋賀県多賀町内の山中に放した。その十日後、同町内で女性がクマに襲われたことから県は殺処分の方針を決めた。しかし、ＤＮＡ鑑定の結果別個体だと判明し、生け捕りの方針に変更していた」
一時は、「たとえ人を襲ったのと別個体であっても、殺処分の方針は変えない」と明言して、追い回してたんだよね。
それがボランティア団体の抗議や、関係者の間からも疑問の声があがって「生け捕り」に方針転換。それもついに撤回されて、めでたく自由放免になった。あとは、間違っても怖い人間がいる人里には近づかず、山の実りが豊富であることを祈るしかない。
こちらはボランティア団体からのお知らせ。
「２０１５年５月１７日、三重県いなべ市でイノシシ用捕獲檻に誤捕獲され放獣されたオスのツキノワグマですが、一時期、三重県が再捕獲と殺処分を決定しました。この決定は問題だとして、会員のみなさまにも救命の声を上げていただきました。
８月７日、三重県庁発表によると、三重県は、このクマが今後も山で生存することに問題なしという最終結論を出し、これまで続けてきた電波によるクマ所在地調査や追跡を終了。人里近くに計10基設置していた捕獲オリも全て撤去し、この件を終えました。
ただ熊森としては、このクマの首につけられた一生外れない発信機を外してやれないまま終わってしまったことに、胸を痛めています。三重県は、今回、遠隔操作で首輪を落とせる最新型発信機付き首輪を購入したそうで、次回からはこちらを使用すると言われています。一歩前進です。
今回の問題を担当された滋賀県、三重県、岐阜県及びそれぞれの市町村行政や猟友会員の方々の中には、野生動物たちに共感する心を失っていない人たちが何人かおられました。今回、クマの命を守る終わり方が出来たのは、この方たちのおかげであると熊森は思います。（担当者によって、結論はすっかり変わってしまいます。）
以下、その記事のリンクです。
三重県発表http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015080104.htm
毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/20150808k0000m040066000c.html
中日新聞http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150808/CK2015080802000016.html
これまでこのツキノワグマの命を救うために、たくさんの方々が行政に電話やＦＡＸ、メール、手紙などを使って声を上げて下さいました。このツキノワグマが捕まらないようにと心を痛めてくださった方々も多くおられました。
良い結果に終わりよかったです。みなさまに、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。これからも、野生動物たちのすみかや命を守る社会をめざして、みんなで声を上げていきましょう」
毎日、こういうニュースばかり聞けたらいいのになぁ。
そうだ、もしよければこっちもお願い。
「セシルの死を無駄にしない！アフリカライオンを守るための規制強化を求めます」
https://www.change.org/p/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%AD%BB%E3%82%92%E7%84%A1%E9%A7%84%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-justiceforcecil?recruiter=113692370&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink
「県が五月にいなべ市で捕獲したツキノワグマを無断で隣接する滋賀県内に放した問題で、県は七日、このクマの所在地調査と関係自治体への位置情報の提供を終了すると発表した。県獣害対策課によると、放獣後に人を襲ったクマとは別と判明した上、約二カ月の調査で積極的に人里には近づかないと確認できたことから、危険性は高くないと判断したという。県などは、このクマを生け捕りにするため、出没場所近くにえさを仕掛けたおりを計十基設置したが、近く撤去する。
問題のクマは五月十七日、いなべ市内でイノシシ用のおりに誤ってかかり、県職員が放獣を試みたが適当な場所が見つからず、県境を越えた滋賀県多賀町内の山中に放した。その十日後、同町内で女性がクマに襲われたことから県は殺処分の方針を決めた。しかし、ＤＮＡ鑑定の結果別個体だと判明し、生け捕りの方針に変更していた」
一時は、「たとえ人を襲ったのと別個体であっても、殺処分の方針は変えない」と明言して、追い回してたんだよね。
それがボランティア団体の抗議や、関係者の間からも疑問の声があがって「生け捕り」に方針転換。それもついに撤回されて、めでたく自由放免になった。あとは、間違っても怖い人間がいる人里には近づかず、山の実りが豊富であることを祈るしかない。
こちらはボランティア団体からのお知らせ。
「２０１５年５月１７日、三重県いなべ市でイノシシ用捕獲檻に誤捕獲され放獣されたオスのツキノワグマですが、一時期、三重県が再捕獲と殺処分を決定しました。この決定は問題だとして、会員のみなさまにも救命の声を上げていただきました。
８月７日、三重県庁発表によると、三重県は、このクマが今後も山で生存することに問題なしという最終結論を出し、これまで続けてきた電波によるクマ所在地調査や追跡を終了。人里近くに計10基設置していた捕獲オリも全て撤去し、この件を終えました。
ただ熊森としては、このクマの首につけられた一生外れない発信機を外してやれないまま終わってしまったことに、胸を痛めています。三重県は、今回、遠隔操作で首輪を落とせる最新型発信機付き首輪を購入したそうで、次回からはこちらを使用すると言われています。一歩前進です。
今回の問題を担当された滋賀県、三重県、岐阜県及びそれぞれの市町村行政や猟友会員の方々の中には、野生動物たちに共感する心を失っていない人たちが何人かおられました。今回、クマの命を守る終わり方が出来たのは、この方たちのおかげであると熊森は思います。（担当者によって、結論はすっかり変わってしまいます。）
以下、その記事のリンクです。
三重県発表http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015080104.htm
毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/20150808k0000m040066000c.html
中日新聞http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150808/CK2015080802000016.html
これまでこのツキノワグマの命を救うために、たくさんの方々が行政に電話やＦＡＸ、メール、手紙などを使って声を上げて下さいました。このツキノワグマが捕まらないようにと心を痛めてくださった方々も多くおられました。
良い結果に終わりよかったです。みなさまに、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。これからも、野生動物たちのすみかや命を守る社会をめざして、みんなで声を上げていきましょう」
毎日、こういうニュースばかり聞けたらいいのになぁ。
そうだ、もしよければこっちもお願い。
「セシルの死を無駄にしない！アフリカライオンを守るための規制強化を求めます」
https://www.change.org/p/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%AD%BB%E3%82%92%E7%84%A1%E9%A7%84%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-justiceforcecil?recruiter=113692370&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink
