にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

小説新潮

2024年02月26日 | 小説
小説新潮3月号に、短編「緋の契り」が掲載されました。

私にとっては3作目の時代小説。
梶よう子先生をはじめとするお歴々に並んで、自分の名前があるのを見た時はちょっと感動した。
苦労したけど、頑張ったかいがあったかな。






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短編執筆

2024年02月12日 | 小説
元々筆不精で、思い出した時に書く程度だったけど、いつの間にかこの前の記事から2か月以上も経っててビックリ。
でもね、今回のブランクはサボってたわけじゃないんだよ。。
もう、それどころじゃないくらいに忙しかったのだ。

10月28日に拙作「もゆる椿」が出版されて、それを読んだという編集者から嬉しいことに執筆依頼が入った。
締め切りは1月末だという。
自慢じゃないけどこの私、せっせと応募をし続けていた時でも、年に3作以上書いたことはない。
つまり短編一つ仕上げるのに、4か月近くかかっていたってこと。
それが正味2ヶ月。
しかもネタなしで頭の中は真っ白状態。
この短期間でゼロから一作完成させられるのか?
でもありがたく声をかけていただいたのに、ド新人の分際で断るなんて真似はできない。
「もゆる椿」だって、それまで短編しか書いたことがなかったので不安だったけど、やってみたら何とかなった。
えーい、今回も何とかなるだろう。
という根拠のない見通しのもと、初めての小説誌掲載向けの作品を書き始めたのでありました。

結果的に「何とかなった」わけだけど、いやもう大変だった。
11月から1月にかけては、お歳暮とふるさと納税で本業が一年で一番忙しい時期になる。
なので、じっくり執筆できるのは週一回の休みの日だけ。
しかも締め切りがあってないも同然の単行本と違って、雑誌のほうはとってもタイト。
なかなかハードな2ヶ月でありました。

でも執筆自体はとっても楽しかった。
おさきやお美津に負けないくらい、愛おしいキャラがまた生まれた。
この快感があるから、書くことはやめられないんだよね。
今度の主人公も、なかなかの上玉でやすよ^^




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