余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

錆びた太陽

2020-01-07 22:16:39 | マイブック(あ)
「錆びた太陽」
      恩田陸 著

”私たちは、こんにち、とても不条理で嘘臭くて、もはや笑い飛ばすしかない世界に生きている”
著者の言。
日本の未来を辛辣に、コメディで描いたストーリー。
原発で荒廃した日本を舞台に、
人型ロボットの七人(太陽にほえろ!)と、
国税庁の財護徳子とのかけあいも楽しい。
マンピーにパンピーにタンブルウィードに、
でてくるものもいい。
ウルトラ!
遠くて近いリンクする様々の予知夢。

恩田陸のこういう作品も好き。
コメント
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