余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

いつまでも

2022-06-03 22:47:59 | レターの膜(短歌)
いつまでも
あなたに会えば
恋をする
そうして言葉は
こころと揺れる
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薄氷を

2022-06-03 22:46:54 | 綾取りの塔(短歌)
薄氷を
そろりと一歩
進むごと
錯覚していく
あの虹までも
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夜はおしまい

2022-06-03 22:29:59 | マイブック(さ)
「夜はおしまい」
      島本理央 著

よく小説には性の描写がでてくる。
この本は性を通して、女性の生を描いている。
神父金井と交信しながら。
信仰と信じることの意味を模索、また目眩と盲目。
二つ目の短編を読むのは夜が必要だった。
そして思うのだ。
性とは何かと。
三大欲求のひとつ、または他者との扉を開ける、
この扉こそ性を表すに値するようにおもう。
生の架け橋になりえるとおもう。

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