僕が君に入っていけば
君も僕の中に入ってくる
いずれ輪となり
白の空間にはまっていく
ないていく
枯れることなく零れていく
アルコールランプが揺れている
雷がなる
1、2、3、4
間をおいて
5、6、7、8
よくなく夜空
四分割の今は冬
はなれていく
手はあの時分を掴もうとする
記憶が蘇る
ふるえる子猫をそっと抱き寄せて
音が響く
しんとなる夜になる耳
けむる美女
眠っていた
変貌する舞踊
美はそこに集中する
一つ一つの物語がつながっていく
眠れる喜びを憧れとなる
爪を研ぎ澄ませ
そこに音が溢れだす