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余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

選択

2020-09-05 23:23:05 | バラ色の獣の詩
かけがえないものの選択は
大切に保管しなければならない
しっかりと選ばなければいけない
心の動作を後味で穢さぬように
道標はないけれど
風は吹いている
見えない羽は心地良くさえずる
染まりゆく羽は様々の艶やかさに
反転する半身
せまる決意の選択に
はやるのは静脈の流れ
右目をつむり
左目をつむり
両目をあける
旗がなびきはじめた
ゼロの選択
失うのか得るのか
潰されそうな心は違うと否定
風はどこだ
風に選択はさせまい

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