余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

電線に

2022-08-17 23:13:57 | レターの膜(短歌)
電線に
ちょんといる
鳥のように
待っている君は
姿勢正しく
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寂しさの

2022-08-17 23:11:51 | 綾取りの塔(短歌)
寂しさの
あと悲しみが
取り替わり
豹変をした
朝からの雨

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石垣りん詩集

2022-08-17 23:00:01 | マイブック(あ)
「石垣りん詩集」
      石垣りん 著

見詰める。
詩人は見詰めている。
画家と同じように対象を。
出来事を、最愛の人を、世間を世界を世を、
そして言葉を。
年齢を経る。
美を見定めて、見極めて、
わたしとあなたを獣として、また
星々として生身の人間の愛として。


人との出会いは不思議だ。
とても不思議に思う。
出会うカタチにより永遠にもすれ違いにも、
思い出にもなるのだから。
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深呼吸の必要

2022-08-17 22:40:45 | マイブック(あ)
「深呼吸の必要」
      長田弘 著

深呼吸。
体のリズムを整える。
長く息を吸い込み、ゆっくり息を吐きだす。
こころとからだが一体となるよう。

この詩集のなかで大人になることとはを語った散文詩、
あのときかもしれないが息をゆっくりにさせる。
鉄棒を握らなくなったとき、等々、
簡単なことなのかもしれない、大人になったということは。
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白に赤の

2022-08-15 23:46:41 | レターの膜(短歌)
白に赤の
君の部分の
際立つ「美」
見初めまた惚れ
あった視線
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