余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

イコールと

2022-08-15 23:45:41 | 綾取りの塔(短歌)
イコールと
手を胸に当て
問うてみる
窓からみえる
いろんなカタチ
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あまりにも

2022-08-14 23:44:18 | 綾取りの塔(短歌)
あまりにも
待ち過ぎていた
月日をね
これを僕はさ
永遠と呼ぶ
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罪ひとつ

2022-08-14 23:43:04 | レターの膜(短歌)
罪ひとつ
それとふたつと
あったから
ぐるりの蛇よ
噛んで頂戴
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半球

2022-08-12 01:20:34 | 水声の詩
大自然に享受される
大自然の享受から
つとめて見詰めてきたが
盲信だからと努めてきたが
僕と君から始まった

極めようといきまいて
空を切ろうと五輪の書を読みふけり
醜さを誡めながら
自らを見詰め過ぎた結果
振り子は自殺と嫌悪を行ったり来たり
いらないよ
自分自身を辱めながら
ホットを飲んだり
寝込んだり
プラトンと
プラトニックラブと
円を
三角にした
大自然のひとつ
雪がひそりと降っていた
蜂蜜なめたい
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脱皮

2022-08-12 01:15:56 | 水声の詩
制約が生き返らせる
自分自身に制約を与へ
自己完結ならそれでもいい
あらゆる神への畏怖と
大地の荒ぶる尊さと
互いの寄り添う美しさと
街の明かりと
心がとまる
無限に広がる殻の行方
右回りとは正反対にいく
夢を置き去りにあおぎ
幼少の魂そのままに
君を想い描く
神秘に描き心を脱ぐ
たとえば過去に捕われると
水滴がつたう
酒に酔いおちていく面影
眠りからさめてペンをおく
さがした いかなくちゃ
これだけは忘れない
僕がいて あなたがいて
(桜)
それだけで心がさわぐとおもわない?
こころにいる大切な人
桜のようだとおもわない?
(春)
もうすぐだね
あのさ
いっしょにねたいとおもわない?
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