国内の新たな感染者は1886人、感染者の累計は41万943人
国内では10日、新たに1886人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は41万231人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は41万943人になりました。
また、新たに確認された死亡者は過去最多の121人で、死亡者の累計は6739人になりました。
重傷患者は前日より23人減の736人になりましたが、高水準の死亡者数を勘案すると感染急増都府県の医療提供体制はすでに崩壊していると思われます。
専門病床の使用率が高い東京都などでは、自宅療養中や入院先調整中に容態が急変して死亡するケースが増えていますので、感染したら命の保証がなくなってきています。
都内の新たな感染者は491人、感染者の累計は10万5024人
東京都では10日、新たに491人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は10万5024人となりました。
このうち、10歳未満から30代が189人で全体のおよそ38%、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ34%の167人で、60歳以上の割合が高くなっています。
また、経路不明の感染者はおよそ50%の244人です。
なお、新たに確認された死亡者は25人で、死亡者の累計は1078人になりました。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
「緊急事態宣言」10都府県に発令中
政府は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の発令を、栃木県を解除し、10都府県は3月7日まで延長しました。
経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮の要請、午後8時以降不要不急の外出の自粛など対象を限定しました。
新型コロナウイルス感染症の病床はひっ迫し、感染しても入院治療を受けることができず、自宅待機中に重篤化するケースが増え続けています。
身近な人々の命と暮らしを守るために
感染爆発が全国に波及すれば、国民の命だけでなく終息後の経済を立て直すことすら不可能になります。
ワクチン接種が一般的なものとなり、感染拡大を抑え込むまでは、人と人の接触を8割減らすより強い対策を講じ、抑え込んでから経済に総力で取り組むことが、経済の再生に有効なことが多数の経済の専門家により分析されています。
最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。
最前線で戦っている医療従事者に感謝して、不要不急の外出を自粛しおうちで過ごしましょう。
11都府県の6つの指標
国内の感染状況
世界の感染者1億708万人超え、死亡者は234万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間11日午前3時の時点で1億708万812人となりました。
また、死亡者は234万5999人となりました。
国別の感染者は、アメリカが2720万6569人と最も多く、インドが1085万8371人、ブラジルが959万9565人、イギリスが399万6776人、ロシアが396万8228人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが46万8584人と最も多く、ブラジルが23万3520人、メキシコが16万8432人、インドが15万5252人、イギリスが11万5067人などとなっています。
主な国・地域の感染状況