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風も強くなり、一時は大雨警報が出た。
止んでいたかと思うとザ~~~と降りだす
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母の月命日で実家に行って帰る時、玄関に出た時は傘を差すほどでもなかったのに…
急に降りだして車に駆け込む間にびっしょり~
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6日、新幹線の中から見た熊本城は遠目で災害の状況は見えなかった。
夫も私も熊本城が好きでよく出かけた。
あの美しかった熊本城が、夫がお気に入りだったあの石垣が無残な姿になったのだと改めて思うととても切なくなった。
ブルーシートを被せたお宅も多い。
たくさんの方々がまだ不自由な生活を強いられている。
いつどこで起きるともわからない地震や災難、どうにもやりきれない。
叔母を見舞った後は従弟が息子の所まで連れて行ってくれると言う。
息子の帰りは20時過ぎなので時刻が遅くなるのでイイと言ったけど、気が済まなかったのだろう。
小倉から若戸大橋を通って送ってくれた。
私が、故郷巡りをすると言ったので、
「じゃぁ今日はまだ時間が早いので住んでいたところや小・中学校に連れて行ってあげる。明日は街中を歩いたら?」
と言うので小学校、中学校、それと小倉の町が一望できる、昔はホテルだった所が今は老人ホームになっている所まで連れて行ってくれた。
いつも本州に行っても通り過ぎるだけだった我が故郷。
高速道路から見てもがらりと変わっているのは判っていたけど…
住んでいたところは今は新しい集合住宅が建っていた。
小学校に行く道は
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グルグル回ってやっと着いた。
通っていた時は学校の周りは何もなかったのに、高いマンションが立ち並び個人住宅もぎっしり~
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何せ、丘の上を切り開いて作った小学校。
運動場は校舎の下にこれまた『マムシ谷』と言われていたようなところに石がゴロゴロしていたのを整地して作った。
まだ整っていず、生徒が取り除いて…私は体が弱かったのさせて貰えなかったけど~
この辺りが中学校だと言われても「え~~
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当時珍しかった円形校舎も取り壊されて新しい校舎になっていた。
周りはどこもかしこも大きな建物、傍にある池は自衛隊所有になって立ち入り禁止
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人口は増えたし、私が子供の頃と変わってしまうのは仕方ない。
老人ホームになっている元ホテルは『望玄荘』と言って、響灘を見渡せたけど樹が大きくなって展望台に上らないと海は見えなかった。
霧雨で霞む景色でも懐かしい。
小学校の時、遠足で来たな~
近くに「メモリアルクロスがあったよね~」
そこまでは今回は行かなかったけど…
時間を潰して息子のアパートまで…
どこだったかな~高い所にあって道路から見上げると良く見えるところ、しかし夜で暗い
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後に団地が立ち並ぶ、最初の筋、行けばやはり思い出すもの
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アパートの前で車を停めて待っていた。20:10頃、目の前を単車が通り過ぎて駐車スペースへ。
「今終った」とメールが入った。
「今どこにいるの」と
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「家…」電気が点いている
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「じゃあ、降りておいで。従弟が送ってくれたから降りてきて挨拶をしなさい。」
一度は会ったことはあるけど…多分小学生の頃
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簡単な挨拶をして
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夕飯、20時回っているし「何処か食べに行こう」
後で考えたら従弟も誘えばよかった
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