映画の予告のポスターを初めて見た時に『なんて可愛いらしい舞妓さん
やろ~』と、くぎ付けになりました。
これは舞妓さんがデビューする時の『お店出し』に着るお衣裳なんどすけど
完璧どす!
普通、映画やテレビ等に出てきはる舞妓はんは偽物舞妓になってしまうの
ですがこれはバッチし!よお研究しはりました。
流石、周防監督!
ストリーは田舎から舞妓さんに憧れて京都の花街に出てきて言葉の矯正や
色々なお稽古や仕来りを覚えて立派な舞妓さんになると言うシンデレラ
ストーリーどす。
単純な物語に監督お得意のミュージカルを織り交ぜて構成してあるので
とても見やすい映画になっています。
でも、私は終始涙が止まらずとても感動してしまいました。
あとで、業界のお友達に感想を聞いてみるとやはり全員が涙したそうどす。
舞台になってる花街の名称は『下八軒』・・・そう言えば昔、あるBarの
女将さんが「私、昔、下八軒で舞妓はん出てたんどすねん」と上七軒をその
様に言うてはったんを思い出したり、亡くなった祖母がしていた手遊び
が、出てきたりとリサーチ力にも驚かされました。
ホンマに楽しいええ映画やと思います。
お時間が有ったら是非、見に来ておくれやす