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森家が有る『岩瀬』へは『富山ライトレール』に乗り約20分程。
終点の『岩瀬』は港町。
ふらふらと街を散策しながら森家に到着。
森家では、お話上手な案内人さんが色々と説明してくれはりました。
中でも私は、建物に興味を持ちました。
聞くと明治11年に建てられたこの建物は京都の東寺さんを建てた
宮大工さんの手によるもんやそうどす。
「なるほど~そやろな~どこか垢ぬけて遊び心があると思うたわ~』と
またまた私は改めて思ったのどす。
畳は川が流れる様に、そして床の間に向かってわざと半畳の畳が敷いて
あって『商売益々繁盛』と掛けてあるそうどす。
又、廊下の板の材質は『松』。
『松の廊下』で、木目がはっきりとしており松一本から1枚位しか取れず
杉よりも高級品だと案内の方が自慢してはりました。
廊下の板の組み方も『入』になる様に組んであり(写真左中段)
『富が入る、入、入、入・・・』やそうどす。
なるほど~いたる所に縁起担ぎがしてあるのどすね。流石どす。
もっと、もっとお話を聞いていたかったのどすが『富岩水上ライン』の
予約が有るので『岩瀬運河』まで戻る事にしました。
『富岩」水上ライン』のクルーズの売りは『中島閘門』どす。
「水のエレベーター」と称される中島閘門は富岩運河の上流と下流側の
2.5mもの水位差を調整するパナマ運河式閘門どす
90分と言う少し長めのクルーズどしたがなんだかゆったりと贅沢な時間
どした。
環水公園船乗り場に戻ったのはもう、夕方前どした。
でも後、一軒どうしても行きたい所が・・・そう、富山と言うたら・・・。
薬売り!富山で老舗のお薬屋さんに行きたい!
公園から駅前まで歩いて戻り、本当は市電に乗りたかったのどすが
乗り方が分からず仕方なくタクシーで向かう事にしました
お薬を手作業で作る実演も見られたし、お薬も買ったし本当に
大満足どした。
後は今夜の〆。
いっぺんやってみたかった『一人旅先お寿司?』
前もって調べておいたお寿司屋さんの評判をホテルのフロントでチェックして
ホテルの方も「おススメです」と太鼓判をもらい予約を入れてもらって
いざ!旅先一人寿司へ!
今日はコースではなく食べたいものを一品づつ頼もうと心に決めて
暖簾をくぐると、ご夫婦で営まれていて一人でも違和感なく楽しむ事の
出来る雰囲気で安心しました。
以前からいっぺん食べて見たかった『げんげ』も一夜干しで頂く事が
出来ました。(写真上段左)げんげは、シシャモとはたはたの間の子みたいな
お味。 白エビの素揚げも最高どす。写真中段の富山の利き酒が食事ととても
よく合って幸せどした。
『本当に良い1日になりました。感謝どす』
と、思いつつ次の日の登山に備え早めに寝さして頂きました。
幸せな私?
つづく。