
よその地方の事は分かりませんが、京都人は四季折々にせなあかん事、食べなあかんもん等、色々あります。
毎年、この季節(私が物心ついた頃にはもう来ていました)が来たら手書きの一通の封書が届きます。
嵯峨鳥居本の『平野屋』さんからどす。
封を切ると・・・
中には墨で書かれたご案内とアユのおもちゃが入っています。
アユのおもちゃは空気を入れて膨らまし吊り下げる物でここ数年はこの形の物が送られて
来ますが、その前には平野屋さんの名前入り『小田原提灯』どした。
私はこのお提灯で「おさるのかご屋ごっこ」をしていたのを覚えています。
そんな事やらで毎年このお手紙を幼い頃から楽しみに待っているのどす。
そんな事やらで毎年このお手紙を幼い頃から楽しみに待っているのどす。
そして、手紙を手に取ると『あ~今年もアユの季節やなぁ。アユ食べなあかん』と
なるわけどす。
ホンマに京都人の「初もん食い」どす
はよ、鮎をよばれな今度は鱧どす。?コンチキチン?
ちなみにうちでは、特にこの季節にこれってのは、無かったと思う…