京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

□賀春!

2007-01-24 00:17:29 | まち歩き

『丁亥(ひのと・い)』

前回の記事で「おイナリさん」のキツネさんの写真ばかり投稿したため、

なにか変~な気分になって…! キツネにつままれたのかナー。

そこで気分転換に「祇園」あたりを散策したら 、ありましたー。見つけました。

新春にふさわしいものを!これは『賀春』にピッタシのショットでーす。

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ここは、「祇園」花見小路を下がった建仁寺です。

「建仁寺(禅居庵)」は護り本尊が摩利支尊天像で摩利支尊天が七頭の亥を台座に

奉られていることから、「狛犬」ならぬ「狛亥」なんです。

「禅居庵」は亥年生まれの守護神であることから、亥年生れの人や、祇園の花街の参拝が

多いです。今年は「丁亥」でピッタシかんかんですね。

「摩利支尊天」は開運、勝利などの功徳があるとともに、かの、前田利家が兜の中に入れて

出陣したことでも知られる武士の守護神でもあるそうです。

―亥年生れの人に開運あれ!!―

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上の亥はいかにも武士の守護神の感じですね。

一番うえの亥はかわいいですね。