響焔の山崎聰名誉主宰の著書
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「続シマフクロウによろしく」が届きました
これは毎月の響焔誌の編集後記として書かれた
名誉主宰の言葉をまとめたもの
私は俳句入門書の類いは一冊も持っていません
ずっと句会と響焔誌だけで勉強してきました
リアル句会に行けば
入門書に書かれてあるようなことは
自然とわかってきて身に付きます
そして結社誌は毎月届くのですから
それを熟読すればもう充分な俳句の勉強になります
沢山の句に出会え鑑賞し
そうすることで俳句とはどういうものかもわかってきます
そして主宰の編集後記を読めば
もう他の本は必要ありませんでした
ひとつだけご紹介します
「土壌を豊かに」
大相撲の横綱白鵬は、モンゴル人だが、日本人以上に日本人の心を持っていると思うことがある。かつて(稽古だけで強くなるのには限界がある。心を豊かにすることも、一人で考え込むことも、一つ一つすべてが努力で、そうしないと強くなれない)と云っていた。
俳句もそうで、ただ作って句会に出るだけでは上達は覚束ない。俳句の土壌を豊かにすること、俳句の視野を広げること、これをやらなければ本物の俳句はできない。
外出自粛の今
句会も中止になっているところが多いでしょう
そんな今できること
それは土壌を豊かにすることです
土壌を豊かにしないと豊かな発想になりません
更に言うと
豊かな発想についていけません
つまり豊かな発想の句を鑑賞できません
今はチャンスと捉え
様々な芸術に触れて感性を磨きましょう
音楽、絵画、映画、小説…
そして俳句の種を沢山
引き出しにしまいましょう
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