二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

続シマフクロウによろしく

2020年04月14日 | 俳句
響焔の山崎聰名誉主宰の著書

「続シマフクロウによろしく」が届きました

これは毎月の響焔誌の編集後記として書かれた

名誉主宰の言葉をまとめたもの

私は俳句入門書の類いは一冊も持っていません

ずっと句会と響焔誌だけで勉強してきました

リアル句会に行けば

入門書に書かれてあるようなことは

自然とわかってきて身に付きます

そして結社誌は毎月届くのですから

それを熟読すればもう充分な俳句の勉強になります

沢山の句に出会え鑑賞し

そうすることで俳句とはどういうものかもわかってきます

そして主宰の編集後記を読めば

もう他の本は必要ありませんでした




ひとつだけご紹介します



「土壌を豊かに」

大相撲の横綱白鵬は、モンゴル人だが、日本人以上に日本人の心を持っていると思うことがある。かつて(稽古だけで強くなるのには限界がある。心を豊かにすることも、一人で考え込むことも、一つ一つすべてが努力で、そうしないと強くなれない)と云っていた。
俳句もそうで、ただ作って句会に出るだけでは上達は覚束ない。俳句の土壌を豊かにすること、俳句の視野を広げること、これをやらなければ本物の俳句はできない。




外出自粛の今

句会も中止になっているところが多いでしょう

そんな今できること

それは土壌を豊かにすることです

土壌を豊かにしないと豊かな発想になりません

更に言うと

豊かな発想についていけません

つまり豊かな発想の句を鑑賞できません

今はチャンスと捉え

様々な芸術に触れて感性を磨きましょう

音楽、絵画、映画、小説…

そして俳句の種を沢山

引き出しにしまいましょう