彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

くろさき荘の行方 その後①

2009年06月26日 | Weblog
6月23日、くろさき荘検討委員会の意見書が議会に示されました。

内容を要約すれば、

「現在の古い本館と食堂を解体して、あらたに食堂を合築。その上で赤字も清算し老朽化部分は直して、民間か第三セクター運営にして引き渡す。(直営とはしないで存続)」 

生意気でしたが、最初に発言させていただきました。

観光のためにも、村民利用の面からもあったほうがよいということは村民のほとんどの方は賛成だと思います。

あとはこの意見書をもとに村長自身がどういう判断を下すかというのが問題で意見書の問題ではありません

今年2月に「これから検討委員会を立ち上げて・・・」という説明があったときに、私は「19年1月にその認識で計画をたてていて今頃そんなことをしていて間に合うのか?」 と発言しました。

あれから4ヶ月。
今回も「今、存続するかしないかの議論をしている場合ではないのではないか? 存続をするのであればどのような方法でするのかの具体的な議論に入っている時期ではないのか。」  
まだ4ヶ月前と同じ地点に突っ立っています。

村長は「わたしは以前から存続と言っている」と発言しました。
恐らく議員誰もが初めて聞いたことです。
はじめから、その考えであることを村長が意思表示していれば事態はもっと展開が速かったと思うのである
検討のスタート地点がぜんぜん違うんじゃないでっか?
そのためにはどのような方法があるのか? 
どうしても予算、採算の目処が立たなければ「廃止もやむをえず」ということもあるわけだから、検討議論はもっと踏み込んだところに軸をおくべきだったと思うのである。

私が存続を反対しているような誤解もあるような気がするので
議論の焦点をはっきりさせておきたい。

くろさき荘は、累積赤字の解消とこれ以上村の財政を圧迫してはならない。
そこから始まっている問題です。
加えて老朽化、修繕経費。客の激減による不採算。

それをクリアしながら存続する方法はないのか?
財政上、廃止したらいいのか。しかし、解体費用も1億5千万。
  
私は存続に反対といっているわけではなく、その方法はどうするのか?
予算は可能なのか?  
廃止にするのだったら、くろさき荘に代わる施設はどうするのか?
その議論を早くして結論を出すべきということがいいたいのだが

 <今後の問題点>
「くろさき荘勘定廃止」(直営にはしない)の前提があるので、次年度のくろさき荘予算は組まないことになると思う。

22年4月からスムーズに次の経営体へ移行できる体制作りが必要。

そのためには
赤字清算 解体修繕費用の予算化 経営体の決定   解体修繕合築  スタート

これらの過程をあと9ヶ月で完了できなければ、くろさき荘の一時休止ということになる
段取りの悪さがくろさき荘従業員の失職を招くことにもなる

経営体の決定だけでも、相当の時間がかかるはずだが、ここが一番不思議なのは、今この時期にまだそんなことを決めないで、存廃の結論でもたもたしているのは

「どこかに任せることが内々には決まっていて、あとはスムーズに進む」と考えるしかない。

でないとこの余裕は考えられない。








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