彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

くろさき荘 その後② 議員の職務放棄か・・?

2009年07月16日 | Weblog
7月15日 議員全員協議会があり、その中でくろさき荘の今後の方針案が行政側より示されました。
村長の挨拶は「検討委員会の意見を尊重し、存続の方向でいきたい」ということでした。
<以下の案を順次実施>
①案 土地付きで民間に売却(宿泊施設のみの使用) 8月中に公募実施
②案 民間に無償譲渡 改修等は民間 民間投資に対して債務保証(限度1億5千万以内?)10年程度の経営維持と閉鎖の場合は解体責任 9~10月中に公募実施
③案 第三セクター方式 債務保障と経営支援・出資金あり 10月~12月公募実施
      ※いずれの場合も累積債務処理(現在7500万)する
これでいいのではないかという意見もありましたが、①~③案までOKでは危険ではないか、債務保証となればまた財政逼迫の要因となること。やめるとなったとき
解体してもらえるかどうかの心配もある。

協議会での結論:①案であればなんら財政が絡むわけでないので、早急に進めた方
        が よいという結論。

       ただし、②、③案は債務保証もあり、非常に危険であるので慎重な
判断が必要。 まずは①案の結果を見てから。
                        ということになりました。

いつもですが、ある程度結論が出てから議論をバックする人がいます。
済んだ議論を再燃させて混乱を招きます(ミスターX)。

さすがに議長も何が言いたいのかとただしました
ここまで2時間ぐらい(夕方4時)で終了

当局側が退席するのを待ってわたくしの方から議長に提案を試みました

「当局もこうやって案を示し、検討しているわけであり議会もこれをさらに議員同士で議論したり、この中以外の方法も合わせてある程度、議会の意見も集約するべきではないか? われわれは今これを見ただけで何も議論していない」

その上で行政に意見するのでないと、こうやって議会の意見をと言われてもわれわれ議員は何も話し合っているわけでもなく、一人一人が意見を言うだけで「議会」の意思ではない。と思いました。

ということで、さらに延長して話し合いをすることにしました。
結論らしい結論はでませんでしたが、いろいろな意思確認ができいい話し合いでした。
こんな意見もありました
「当局が出した意見を選び議決するだけでいい。われわれが考える必要はない」
じゃあ議員は必要ないじゃないですか?
こういう点でも、一人ひとりの議員職に対する認識がわかりました
ところが

ここで信じられない出来事がありました
さきほどのミスターXさん
「わたくしは用事があるので帰ります」といってさっさと退席しました。
みんな呆然                    
たしかに正式には、会議は一時終了しているわけで自由といえば自由
だがしかし、まだ延長しようと意思確認しているわけです

しかも、村にとって重要な話し合いであります

少なくても村民から付託された議員である

これは職務放棄である!

それはそれとして
くろさき荘の今後はまだ前進あらずで前途多難です。
引き受けてくれる民間会社があればいいのだがだれもこの案はすべてきびしいと見ています。
恐らく振り出しに戻ります
しかも、行政ではくろさき荘からは手をひくと明言しています。
何回もいいますが、いままで引き伸ばしたことの時間ロスは大きすぎま。
切羽詰ってきて、決断、契約に余裕を欠き、事を仕損じることもあります。
ここまで伸ばした、長の責任は大きいものがあります

気になることがあります
行政側は「くろさき荘勘定は村からはなくする」といっている。
そして、「くろさき荘は存続したい」とも言う。  この二つは矛盾してくる
可能性が非常におおきいのではなかろうか
失礼だが、現在の③案は実現の可能性は低い
くろさき荘に代わる村の施設はどうするのかという議論も合わせてするべき。
で、3案が出来なかった場合の事のほが重要です。
「村で再度やっていける方策も検討」しておくという「逃げ道」も用意して
おくべきではなかったかと感じています。

小規模にして、中心地に建設し、村民の利用しやすいようにするということも考えていいと思います

また、庁舎が大きすぎるという村民の批判もあります。
一部宿泊施設とし、すこし増築して利用するのもいいのではないかと思います
「やすらぎの宿 ヤクバ」









 

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