恒例の盛岡自治会館での研修です。5月17日10:30~16:00 ながい・・脳と体力には酷です(笑)
参加は議員3名、1名欠。持ち回りで順番制となっています。 事務局も1名。事務局もご苦労です。
最初の講義は以下の内容でした👇
この講義の中で、気になったこと、というか、なるほどと思ったことがあります。
防潮堤の高さの議論はいろいろとメディアでも報道されていました。
防潮堤の「高さ」は、実は議論を尽くすべき重要な問題だったんだろうなと思います。
宮城県でのこれに関する政策は岩手県に比べ、評価できると桒田先生は言います。
議論のもって行き方というか、行政の課題の提起のしかたはある意味誘導的な結果ともなりえるものかあなと思います。
で、もっと気になったことですが、
桒田先生のまとめとして、「国が事業を急がせたことは致命的な問題であった。」としています。
津波対策として、「堤防が最優先事業であるのか?」という、根本的な議論から出発してはいません。
が、復興事業は、時限立法で期限を設定し、結論を急がなければならないという、先々をじっくりと考えるという意味では地域の将来にとっては乱暴な方法だなと感じます。
それで思い出したのが、地方創生事業でした。
人口減少という、長期間にわたり結果がでたものを、数カ月で「モデルとなるような事業を考えろ」、そしたら金を出してやる。的な感じがありました。
人口減少は、地方の政策の結果ではありえないことではないのでしょうか。
これは、国の政策の大きなミステイクだと自分では思っています。
統計的に分かっていたことであり、そこに対策を打ってこなかった。
それを、今、どうしようもなくなってきてから、地方の責任のような言い方で、エサを与えて競争させる。
どうかと思います。
地方の発想の問題だけではなく、大元は国の政策ではないかと思います。
財政政策(福祉や支援政策など)と金融政策(国債)です。
今まさにその政策が問われています。
聞いた話です。地球上に最後に登場した生命。その人間の役割。
地球の自然を調整できるのは、人間だけだそうです。その調和を図る役目で人間は地球上に生命を宿したと。
そこには、人間界、経済の調整も含まれるのではないかと思います。
人口減少は、その調整の問題のような気がします。
あと2つの講義がありましたが、次回、気が向いたら載せます。
2つ目の講義👇
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます