彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

「悪夢」は続くよどこまでも

2021年10月22日 | Weblog

 やっぱ、今の消費税とかインボイス制度も増税政策で、きついな(-_-;) 

消費税とか法人税率は誰が決めているのでしょう。

 森井会計士は言います。

 「税制改正大綱は、誰が決めているのか?

経済団体が要望を出して、与党の税制調査会が取りまとめている。

経済界の意向が大きく左右しています。

大企業とその株主中心の方向へ向いているんですね。」

 

 大企業の声を吸い上げる機関で企業を優先すると、国民個人は後回しになります。

個人の声、国民の声が届く仕組みはありません。

自分も所属している法人会の提言でも、「消費税を上げないと財源がひっ迫している」とか、

「法人税をもっと下げるべきだ」との論調で記されています。

見事に大企業の要望が通っています。


 高市早苗さんの「プライマリーバランス黒字化凍結」発言から、

矢野事務次官の文春投稿の「日本の財政破綻危機」発言。

難しいことはさておいても、個人的には、

危機を煽ることに、国民にメリットがあるとは思えないのです。

危機であれば、政府の責任として国民に安心を与えるべき対策を示さなければならないはずが、その対策が「国民の我慢」を利用している感じです。

 

これまで政府は、財政は「緊縮・節約」で、国民も圧倒的多数で、緊縮・節約ありきです。

我慢するべし。無駄遣いは悪だ! 

と、国民も一緒に唱えてきました。

 

しかし、法人税を減らした分を国民に付け回していただけでした。

国民への法人税負担を、将来の子どもたちにも背負わせるのか?とは、なぜかならない。

 


 また、森井会計士の言うようにほとんどの人は予算と税金は別物というふうには考えられません。

税金を使って国債を発行しているかのように、そんなニュアンスで国民は惑わされてきました。

しかしやっぱり、庶民感覚は国家予算=税収ですね。

財政破綻論もこの感覚で理解しています。その方が理解しやすいのです。

 


 今度の自民党の政策にも、積極財政的政策は見られないようです。

当然、減税も無し、岸田さんは、公明党の全国民給付金に対して、

そうではなく、困っている人にマトを絞ったものすると言います。

誰が困っているのかいないのか、どうやって決めるのか疑問です。

 


 税金節約のために役所の職員定数も減らした状態です。

どう言うことになるのでしょうか?

よく考えれば、住民サービスが隅々まで届かないという事です。

こういう住民サービスの内部問題までは、外部にはわかりずらいものです。

 公共物の工事、例えば道路橋梁もその対象で、便利さを享受できないまま立ち遅れていく。

イコール、地域の魅力に欠けるという問題や老朽化で危険という問題になります。

しかし、よく「無駄な道路を作って」と、無駄使い批判は聞きます。

建設屋さんが儲けるだけだとか言います。

道路計画の意義を、国会や政府が説明してこないから、我々は無駄という理解しかしません。

 


 政府が借金を抑えるという事は、それだけ、色んな面で遅れて来て住民自身が困ることを意味します。

地域住民の損失ということになります。

「財政破綻論」は、裏を返せば「国民は収入が減っても、道路がボコボコでも我慢しなさい。」ということを意味します。

矢野事務次官の発言は「国家公務員の国民に対する攻撃だ」と言っている人もいます。

 


 政府が国債発行を抑えることと、国民の経済循環の発展は両立できません。

国民所得を上げる、ということとPB黒字化」も両立しません。

しかし、財務相、自民党はそういうことを言っています。

 

まだそうしようとしている、と言うことは、

成果がないのに「これまでと同様、国民を締め付けていきます」ということです。

悪夢は続くのか?


 下の図は、10月12日に掲載した森井さんの動画の図です。

左の、森井事務所が借金したら、銀行の状況はどうなるか示したものです。

森井事務所が借りれば、銀行の「預金」科目100万円が発生します。

この一連の作業に、生の現金は動いていません。

印字作業があっただけです。まるで手品です。

しかし、もともとなかった100万が、森井事務所で借金したために世の中に100万が増えました。

森井事務所は自分の預金から100万の現金を下ろしても使えるし、振り込んで支払いにも使える。

森井事務所の借金で支払われた相手は、おかげで利益を生みます。

 

森井事務所が「借金やーめた。」と返済すれば、銀行の「預金科目」は消滅し、世の中のカネも増えません。

 

政府が「借金やーめた。」となれば、銀行の「預金科目」が消滅し、国民のカネも消えます。

それによって利益を生むかも知れなかった国民も存在しなくなります。

そして利益が消えていき、景気はしぼみます。

デフレの今、国債発行を抑える、緊縮財政、PB黒字化目標、

これらは国民の利益を極力抑えるという行為になりますが、それを支持する国民も少なくない状況です。

 

借金が世の中のお金を増やして発展していく仕組みですが、

誰が何と言おうと資本主義社会の仕組みはそうなんです。と言われます。


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