最後の議会は終わったが・・・

6/8、延長された最後の議会は終わった。一般質問で村長から漁業者支援策の確約が取れなかった。問題が解決したわけでもなくすっきりしない。あとは自分にできることはなんなのか・・・

＜漁業者の支援策は？＞と質問した。あの場で約束するほど決断力があるとは思っていないが、緊急でもあるので少しは期待していた。
4名質問して4名が同じような関連で質問している。
3番目の質問だったが、支援策が遅れていることは認めて「いろいろ忙しくて遅れていてすみません」という村長。

やっぱり優先順位を勘違いしてるわ。

漁業者を助けて、村の漁業を復興すること以上に大事なことがあるのか？

たとえれば、大工さんが基礎工事を発注しないで、外壁材を何にするかばかり検討しているのと同じだ。
漁業の土台である漁師さんが減って、資金にも苦慮している状態から何も連想できないのか？
いままで、基礎も準備しないで、外壁の材料探しに懸命だったのだ。いつ家が建つのか？


＜今日の日報の普代村議会記事＞
◆村長は「これまでに、緊急雇用創出事業を実施した。今後は仮設加工場の整備を6月中に行うほか、国、県の動向を注視しながら税制面や資金繰りの検討する。・・・」◆と載っている。
確かに議会でこう言っています。

緊急雇用の事業は村独自のものでもなく国、県の補助事業。村で考えなくてもいい指示待ち事業。
仮設加工場も同じ。

「国、県の動向を注視しながら・・・」と言うのは、『村では何も考える気もなく、自腹資金も出す気はない。国、県からの支持待ち待機中！』と言っているのと同じ。
地方分権が進んだとすれば、真っ先に機能不全の村。頭脳が存在していない村に権限委譲されても不可。・・・わ・・た・

だから5/6、議会が漁師のために支出要請した一億数千万を利用もできないで、2か月もほったらかし。
「いろいろと手が回らなくて忙しくて、遅れていてすみません」と議場で堂々と公言する村長。・・・信じられない。

この状態・・・村民の最大不幸だ。
役場は謝っていれば済むのだろうが、その犠牲は村民であり、漁師である。当事者意識ゼロ！

県に保護以来を出したいくらいだ。
県の補正予算が早く決まってもらって、しっかりと指示してほしい。
自治体が漁協を補助して、仲良く個人の漁師さんにも手を差し伸べていくことを指示してほしい。

県も国もあいまいすぎる。
みんな、みんな公務員。国に守られた公務員。
だから庶民の窮状、気持はよその星の出来事。　「当事者意識」という単語があることすら知らない。