彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

「あんた、普代の議員か?」

2015年10月01日 | Weblog
ある議員研修会の懇親会の席で、そんな声をかけられた。

 3、4年ぐらい?前の、花巻の1泊2日の懇親会の席だった。

「普代の議員にちょっと言いたいことがある」といって、隣の席に来た。

聞くと、山田町の議員で、山田町出身のくろさき荘の当時の支配人の友人だという。

自分と同じぐらいの年齢と思ったが、二つぐらい上だった。

ちょうど、その支配人がトラブルに巻き込まれて困り果てて(たぶん)いた時期だった。

村外から来て、どうすればくろさき荘に集客できるかを本当に熱心に考えていた支配人だった。

行動力もあり、少しずつくろさき荘が変化していくのがわかった。

すごい人だなと、尊敬の念で見ていた。

トラブルに巻き込まれ、何度か直接話を聞きにいき、力不足ながらもなんとかこの人の役に立てないかと、自分の不利も覚悟していた。

支配人には、周りに味方がいない状況でもあった(と勝手に思っている)。

知らない土地に来て、一生懸命やったあげく孤立する。 孤独感は半端でなかったと思う。

普代にとって、いなければならない人材で失うわけにいかないと真剣に思った。

 そのトラブルの最中で、普代村と普代村議会に対する抗議だった。

「申し訳ありません。その件では自分もどうにかしなければと思っているので、もう少し

待ってください」と謝罪をし、長い時間話をした記憶がある。

普代に帰り、ますます支配人の力にならなければと思った矢先に、支配人が辞めるという情報が入った。

すっかり力が抜けて、自分の無力を恥じた。

無性に腹が立った。何なんだこの村は! 一生懸命やるやつは潰すのか!



 その山田町の議員は「一期を全力でやったら議員を辞める」ともいっていた。

「そんな簡単にいくもんじゃない」と思いながら聞いていた。

2期町議会議員をやったと思うが、新聞を見たら今回立候補していなかった。

やったか・・・

ほんとに熱い人で、支配人と同じ真っ正直でまっすぐな人なんだと、改めて思った。

忘れられない後悔です。
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