彷徨う普代村民

普代村の一村民、
彷徨う村からの貧民の呻き声

すばらしい講義でした

2017年07月30日 | Weblog

7/26から27日盛岡、恒例の夏季議員大学でした。

講義は東京農大の木村俊昭先生でした。

現場主義の分析で結果を出している先生で、元市職員。「スーパー公務員」とか。

曰く、「これまでの自治体の計画は現場をよく見ないで、数%の人たちの意見を聴いてつくることが多かった。・・・そのようにしてつくられた計画を自治体は住民にいきなり広報する。そこで住民は初めて計画を知り、驚くことになる。」

確かにそんな感じです。 議会も驚くことがあります。人手が足りずいちいち聴いていられない・・・というのも理解はできますが。

曰く、「もう一つ重要なのは議会。市町村議員も広く住民の声を聴く機会を設けることが大事。」

本当に同感です。現場主義ですから、公聴・傾聴・対話を重視します。

曰く、「住民との対話で大事なのは、ワークショップ形式でやり、同じ人同士だけでは対話しないようにする。とかく声の大きな人の意見ばかりが目立つから。」(ワークショップ形式はある程度準備が必要です。)

 こんなことを言ってる人がいます。

『朝鮮人には古くからの風習として声闘(ソント)というものがあります。

議論の内容ではなく大声で相手を圧倒して、
相手が言い返せなくなった方が勝ちというものです。

普通の日本人なら物事の理屈、筋が通っている方が正しいと考えます。
ですが、特定アジアにおいては理屈よりも相手を圧倒した方が正しい
という文化が形成されてきました。』 

 いやどこにもいるなぁ(笑

意見と言いながら、自分の「意見」が通らないとまたわめく絶好調?な循環。

曰く、「対話形式をリードするコーディネーターが必要」といいます。

住民の声を徹底的に聴くべきであるといいます。

また、順番を間違えた地域活性化をやっているところが多いとも言っています。

最初に企業誘致から取り組む自治体はNGとか。

①基幹産業の充実 ②地場産業関連の起業  ③企業誘致(これも基幹産業の助けとなる業種)

ほんの一部ですが、奥深く参考になりましたし、ドキッとする内容でした。

 ILC関連の講義が県の方からありました。

ILC誘致はいまだ政府が答えを出しません。政府の財政政策に深く関わっています。

ILCの経済効果を以前から訴えている人がいます。岩手だけでなく。もっと県民が声をあげて行く必要があるのでしょうが、なんせ、興味のない人に理解してもらうというのは大変なエネルギーですから。




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