『三橋貴明の「新」経世済民新聞』
2023年4月4日
どうする統一地方選
From 室伏謙一
@政策コンサルタント
/室伏政策研究室代表 より抜粋
『・・・選挙での投票は大事な意思表示であるのみならず、
ではどういった候補に投票すればいいか、
・貨幣とは何かを分かっているか、
枚挙に暇がありませんが、そうしたことを見極めて、
あっ、「身を切る改革」はダメですよ。
以上のようなことは東京や中央の動きで、
地方は関係ないと思う人は多いのではないでしょうか?
この田舎の選挙でさえも、いや、田舎だからこそ、
その影響は大きいが、そのせいだと気づかない。
だから始末が悪い。
財務大臣はその要です。
都会のように、学識ある人が声を上げるということもなく、
なんとなく、行政と一部かおおかた無知な『先生』方に任せて流されていく。
気付いて声を上げる奴は異端児として、叩かれる。
何十年もそんな習慣のド田舎。
国もそれを利用して、経済も、運も、不便ささえも、
「自己責任」として、「自分たちが悪いんだ」と
国民に思いこませてきたようなものです。
藤井聡:日本滅亡論より
『プライマリーバランス黒字化が諸悪の根源でした。』と。
確かにそう思います。
「日本はそのために「小さな政府」を目指してきた。」
「小さな政府」とは、
政府はできるだけ何もせず、民間に任せた方がいいという考え方で、
機能をできるだけ小さくした政府。
公務員は削減、公共事業は民営化、
公共資産は民間に払い下げる。
郵政や道路公団は民営化されました。
財務省が考えた赤字国債の発行額を減らすための方法です。
民間への通貨の供給減らしです。
公務員減らし。
普代の田舎には関係ないのか?
その影響は実は大いにあります。
臨時職員が(今は名前が違うが)、身を挺して、
減った分の公務員の役割を、安給与でありながらも
正職員と同じような仕事をこなしている。
国債減らしに国民が犠牲になって行政を支えているといっても
言い過ぎではないのです。
そしてこれを世論も後押し。
「公務員は多すぎる」「役人の仕事は効率が悪い」
「もっと民間の経営手法を取り入れて、自ら金を生め。」
行政の第三セクター法人もその延長のようなものです。
それまでは、
国民にとって必要なことは政府や自治体が引き受けていた。
民間では不採算でも、国民に必要なものはあります。
民間と同じ土俵で考えては、
国民に負担が出てくるのは当たり前です。
「しかし、日本はまだまだ「緊縮財政派」が強大な勢力を誇っています。
それを新聞もテレビも後押しし、そう思い込んでいる政治家も多い。
そのため、国力は衰える一方で、国民は貧困に苦しむ。」
『政治家を選ぶのは私たち国民(村民)ですから、
国民(村民)の頭の中を変えないことには、
選ばれる政治家も変わりません。』
そんな本書の内容です。
確かに、
実は変わらなければならないのは、議員や行政ではなく、
有権者自身が先なんだという気がします。
有権者の行動次第で、
いやでも国会議員はじめ地方議員も変わらざるを得ない。
有権者の反映が今の議員・行政の姿ということになるのでしょうか。
ついでですが、
この写真は以前にも載せた、「堀内中央道」と申します。
名前にふさわしくない。
また最近穴ぼこが増え、しかも大きい。
この先にもあります。
最近車も穴を避けながら走っていました。
また近隣住民の誰かが補修してくれたようです。
利用者として非常に助かります。感謝です。
(2年ぐらい前に近隣住民で補修しました。
そのときは手伝って(3~4名)、
行政からはアスファルト50袋ぐらいを提供受けました。)
行政自身は、
私有地を主張する人が怖くてやろうとしません。
「手を付けるな!」と言われ、非常に恐れています。
自分の身を守るのに精いっぱいという感じです。
だから資材は提供するので自分たちでやってくれ、ということです。
行政は、村民の生活を守る余裕はなさそうです。
村民が自ら動くしかないのです。
以前手伝ったときは、地権者から見えずらい位置だったが、
今回は丸見え。
補修してくれた住民の人へは
地権者から「抗議」がなかったのか心配です。
危険を冒してまでありがとうございます。
中田あっちゃんも「益税」動画を非公開に!
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