カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

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選挙結果

2005年09月25日 | ロサンゼルスの今
衆議院選挙の結果は皆さんもご存知のことなので、海外での今回の選挙の結果が日系のメディアに出ていましたので・・・・・・。

推定在外有権者数72万人、そのうち在外選挙人登録者数はわずか8万人
総務省の調査で、このうちの25.78が投票。

この数字からいけば推定在外有権者数のたった2.6%しか投票しなかった事になるのです。
海外に住んでいる成人の100人に2人か3人しか投票しなかった事になります。

確かに日本の方々より手続きが面倒な事や投票所が遠いこともあってなかなか制度がうまく浸透していないのでしょう。

国会議員から『せっかく在外投票制度をつくってやったのに』との声も!

行かないことも個人の自由なので、コレは暴言に当たるのでしょうが・・・・・。

今まで海外の有権者には比例代表選に限定されていましたが2005年9月15日、最高裁判決で”憲法が選挙権を国民固有の権利として保障していることを強調。「通信手段が地球規模でめざましい発達をとげており、在外国民に候補者に関する情報を伝えることが著しく困難とはいえなくなっている」と指摘し、「選挙権を制限するやむを得ない理由があるとはいえない」との判決が出ました。


これで2007年の参院選から在外有権者も、日本の皆さんと同じように各選挙区での選挙権を行使できます。

民社党の新しい代表前原誠司さんからも憲法9条を改正し、自衛権を明記して、戦える自衛隊を容認しているようですし、日本の方向が海外に住む私たちに大きくかかわってくる事は確かです。

旦那様と私も車を飛ばしてロサンゼルス領事館まで投票に行きましたが、皆さんは選挙に行きましたか?