新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

miercoles santo マラガ

2016-03-25 00:48:14 | セマナサンタ
お友達が日本からやって来たので、時差ボケ予防という意味も込めて、
深夜のプロセシオン(procesión)を見に、マラガへ行きました。

その日最後のプロセシオンはExpiracion(息を引き取る)という題名。
夜11時半にそのパソ(paso御神輿)を所有するHermandad(信仰の団体)の建物出発。

ざっくりの場所しか把握していなかったのですが、駅を出ると人が沢山集まっているのでそちらの方へ向かいました。

でも既に人がもりもりですから、あまり見えないかもなーー、なんて思いながら。

行進の馬やら、楽器隊やら、ナサレノ(nasarenoとんがり帽全身を覆われた人)が準備をしている。
電線にひっかけないように、電柱には電線を持ち上げる棒がもたれかかっている。


お香が焚かれて、電灯が消えて、音楽が始まって、プロセシオンスタート。

ぜんぜん見えない。。。。。
ナサレノの三角錐上部が見えるだけ。。。。
えええーーー。と、場所を変えてうろうろ。
ちょっと進むと空いている所発見。やった。
と思ったら、目の前からパソが出て来るではないか!!!

すごい!この場所すごい!

なんで見物客がそこにあまりいないんだ??と不思議に思いながらも、
さすがにマラガのパソはでかい! 写真が暗いのですけど。。。。


左右に少しずつ揺れながらキリスト、建物より登場!
信者でなくとも「うおーーー、あり難い」って思う。


ちょっとずつカーブ。


キリスト磔刑。台座もだいぶ高い。豪奢。重そう。。。。


重たくて苦悩しているはず。暗すぎて見えませんけどね。


早速休憩。
皆さん神父さんみたいな格好をしている。

キリストのパソが去って行ったので、建物の内部を覗いてみると。。。。

奥にマリア様が控えてらっしゃる。

マリア様用のナサレノが蝋燭に火と灯して準備をしていましたが、風の強いだったので、大変そうでした。


月とエルマンダドの建物。

バルコニー的なところに紫色の布がされている。
あの窓からサエタが歌われるのかなあ、なんて楽しみにしていましたが、歌われませんでした。残念。

マリアのパソが出てくるまで時間があったのできょろきょろしていると、道の反対側に少ししか見物客がいないのに気が付いてそこに陣取る事に。
別に人がいてはいけないところではなさそうなのに、またしても絶景ポイントに人がまばら。。なぜだろう。


マリア様登場!


蝋燭がいっぱいで美しい。


ちょっとうつむき加減。

前にいる黒い人に先導されながら、

ゆっくり回りながら、

どんどん

どんどん

近づいて

来る―――――。

ふーー、うまく曲がれた。

ほんとぶつかってもおかしくないくらいの近距離!

マリア様が美しい。けど、美しく見えないこの写真残念。

調度品も豪華。

天蓋の布も素敵。

このギラギラの装飾、重そうです!

マントがとても長い。

去りゆく姿も美しいのね。

そんなこんなで夜11時半から朝5時までの千人規模のプロセシオンです。
もちろんあたしらはマリア様が去ってからすぐに帰りましたけどね。
本当の目的はサエタを聞くことだったのですが、かなわず。

はじめに歌うって聞いていたんだけど~。いつ歌うんだ??




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