ヒターノgitanoとはスペイン語でジプシー(ロマ)の事です。
ヒターノgitanosというコフラディアcofradia(信者団体)から
Nuestro Padre Jesús de la Columna という名前のジーザス(スペイン語ではヘスース)
(私たちのお父さん円柱のヘスース。直訳だとこんな感じですけど。別の意味があるのかどうかはわかりません。)
と、
María Santísima de la O という名前のマリア
(マリアサンティッシマデラオー。サンティッシマはサンタ聖の最上級。マリアデラオーはビルヘンデラエスペランサの事で、妊娠してお腹が大きいマリアの事らしいです。そのお腹の大きい様子がOに見えるからだとか、ジーザスが生まれる8日前の祝いの日のお祈りの言葉がオーーーとはじまるからだとか言われているようです。)
のパソが出ます。
ここのナザレノの帽子が他の団体のと違って円錐の尖り帽ではなく、そのまま布をかぶったような感じに、茨の冠をかぶっています。
担ぎ手120人。
そしてなんといってもジーザスが小麦色。
ヒターノの人たちは非ヒターノより色が黒いので、自分たちのジーザスも色黒だそうです。
思っていたよりもだいぶ色黒。
ちなみにこのパソは1942年に作られたもので、マラガにあるものの中では古い方みたいです。あたしはてっきり全部数百年くらい経ってるのかと思っていましたけど。
そしてこのプロセシオンの特徴はこのジーザスの後に人々が続いて、「グアポグアポ(ハンサム!ハンサム!)」「モレーノ(茶色い)」とジーザスをほめたたえたり、歌ったり踊ったりしている、と言う所です。
他の地域のプロセシオンは知りませんが、マラガではそういうことするのはこのプロセシオンだけです。
その様子を撮影したので、良かったら見てください。↓
Procecion de Gitanos semana santa Malaga 2018
そして続くマリア。
担ぎ人150名。
ちょっとだけ小麦色。
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