に友達が出るというので見に行ってきました。
あたしの拙いスペイン語力と大いなる想像力から推測するに、
このコンクールは、セビージャのクリスティーナヘーレンという私立フラメンコ学校が主宰し、マラガではマラゲーニャ、グラナダではグラナイーナ、カディスではアレグリアス、みたいにご当地毎に行い、各一位の人には現金とこの学校でフラメンコを勉強する奨学金がもらえる、というもののようでした。
出場者は5人。マラゲーニャ2つとアバンドラーオ1つを歌うというのが課題。
これからまだまだ勉強する為の奨学金目当ての?コンクールなので、レベルもそんなに高くない。というか、皆当然そこそこ歌えるし、多分地元のペーニャなんかでちょこっとコンサートとかしている位だと思うけど。プロとは違うなー。なんか今一つだなー。と。全く失礼。
スペインに来て「本場だなー」と感じるのは、そんなにうまくも無いフラメンコを聴ける事。(失礼尽くし)
日本だと、いくらでも有名なスペイン人アーティストが来日して、マラガに住んでいるあたしなんかよりよほど上質なフラメンコが見られる。特に東京。
でもそんなにうまくも無いフラメンコを聴いていると、どういうものがフラメンコを構成しているのか、(あたしの好みの問題も含め)が垣間見える気がします。そういうのが勉強になる。プロのすごい人って、遠すぎて真似なんて出来ない。でも本当はそういう所を常に目指すべきなんでしょうけど。
うまく説明できないけど。
そんなこんなで、あたしのお友達は残念ながら2位に終わり、1000ユーロの賞金でした。
てか、2位でもスゴイよねー。
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