去年末くらいに夜ぼんやりバスに乗ってたら「VICTORIA」っていうでっかいネオン看板が見えて、
あれ、こんなの前からあったっけ?
あったんだとしたら、今まで気が付かないのやばいなー。と心配だったんですけど。
何故なら「VICTORIA」というのはビールの名前だからです!
しかもあたしはこのビクトリアのビールが一番好きなの。
このビールは原材料がモルトだけで、味があたし好み。
マラガに工場がある、ってだけでは無くてマラガ発祥のビール会社。
ビールの工場だとしたら、工場見学しなくちゃ!!試飲とかできるはず!!出来ると良いな!
と、ウキウキ。
マラガにはSan Miguel サンミゲルという別のビール会社の工場もあるのですが、そこは団体とかじゃないと見学出来ないのです!
インターネットでウェブサイトを探そう!
と思いながら忘れては、バスの中からこうこうと光るネオン看板を見て思い出し、「あー!!忘れとったー!」
というのを何度も繰り返し、
とうとう、1月の最終日に行ってきました。
うちの方からだと、M110のバスにのってMalagaNostrumという所で下車。そのままマラガ方向に数分歩いたところに工場はありました。
予約制になっていて、12:30に集合。
やはり新しいみたいで中がピカピカ洒落てる!
工場内はがらんとしており、工場と稼働もしてるようですが、専ら見学施設、みたいになっているのかなー。
カウンターの後ろにはビールがずらり!ウキウキ♥ウキウキ♥
チノパンに赤と白のギンガムチェックのシャツのなんかかわいい感じの制服をきたお兄さんが案内をしてくれましたが、
なんか説明も多分下手だったんだろうなー。なんかよくわかりませんでした。
もちろんあたしのスペイン語力もあるんだけど、
このくらい興味のある事だったら、上手に説明してくれたら大概はなんとなくわかったりするものなんですけどね。
もう、なんのこと言ってるのかわかりにくい感じで、あたしの集中力もどんどん落ちていくし。
みたいな。
このビクトリアビールは1928年にマラガのペルチェルというエリア(マラガのレンフェ駅マリアサンブラーノの隣のバスターミナルのある辺り)に出来たそうで、そして、数十年前にどこかのビール会社に吸収合併という形になって、さらにそののちそのビール会社が外国のビール会社に吸収された時に、ビクトリアの部門は独立して、(その数年はビールの生産はしていなかったと言っていたかなー。分からん上に忘れてしもた。)マラガビールと名乗りながらもムルシアに工場をもち、そして去年の9月に工場の一部がマラガに戻って来た。
とのことでした。
なるほど。
味のチェック室。
そして最後はお楽しみの試飲でーす。
「最初はこのようにして匂いをかぐんです」とか試飲の仕方を教えてくれていたみたいだけど、あたしはのろのろ皆よりもだいぶ遅れて着席したため、そして相変わらずこのお兄さん説明が下手っぽいので、よくわからんまま、あたしは普通に飲みましたよ。
ここでは瓶ビールが提供されます。
しかも一人一本ではありません!二人で1本くらいの感じ。
えー、ちょびっとー!
と思いましたが。
その後に、生ビール注ぎ大会。
生ビールの注ぎ方の指導があり、注ぎたい人は注げる。
あたしは注がなかったけど、試しにガイドのお兄さんが注いだ黒ビールを、「欲しい人!」って言ったときに素早く手を挙げて、いただきました。
そんな、がめついかんじで慌てなくてももらえるんですけどね。
ビクトリアの黒ビール、市場にはあまり出回っていないかな。
瓶でも生でも見たことありません。
ちょっと甘い感じでもったり。でも香ばしいので、そこまで重たくない。
おつまみも出てきましたよ!
そんなこんなで、社会科見学的には今一つでしたが、(あまり情報が仕入れられなかったので)
素敵なお昼の過ごし方、としてはとても良いものでした。♥
VICTORIAのウェブサイト
http://www.cervezavictoria.es/index.php
2月いっぱいまでは見学料は無料だったのですが。それ以降は分かりません。
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