わたし、教育ママ in Sapporo

自称○○ほど怪しいものはない。札幌在住、自称教育ママが綴る教育の真髄とは!

YOSAKOIソーラン

2015-06-14 | 学校
YOSAKOIソーランは、6月の観光客を呼び寄せる効果だけではなく、幼稚園、小学校、中学校での表現教育に影響を与えているようで、子どもたちはわけもわからず、幼稚園からよさこいソーランを踊らされ、結構、楽しんでいます。

高知のものをどうして札幌で?とその導入があまりにも個人的な趣向が強く、しかもそれを定着させてしまう強引さなどには反発したくなる気持ちがあるのですが、危ない組体操や騎馬戦よりはずっと運動会の出し物として平穏で、しかも、体育教育によく、学校教育に取り入れたことを、なかなかよいアイディアではないかと思っています。

息子は中学でダンスの授業の一環として、YOSAKOIソーランを踊ったそうです。
息子「最初はすごくいやで、何でダンスなんか体育でやらなきゃならないんだよ、大人が勝手に決めやがってと思ったけれど、結構楽しくて、はまったわ」
母「大学生になって、よさこいとか踊っちゃったりしてね」
息子「そうかもしれない。その可能性は否定できない」
母「まあ、若い人の覇気がなくなるよりは、踊って元気な方がいいね」
などとよさこいをめぐって親子の会話がありました。

北大生のよさこいチームが地域と町づくり活動をしていて、公園の清掃など行っているという話を聞くと、そういう形で若い人が地域の人と触れ合うなどよさこいから思いがけない効果が生まれていることが窺えます。うるさい、若者のバカ騒ぎだといった悪いことばかりではありませんね。

運動会の徒競走で活躍する女子にバレエやダンスをやっている人が多いという状況からも、踊るということはとても体にいいようです。男子にはとっつきにくい踊りの世界も、よさこいならば、かっこよく踊れることができますね。

体育授業にダンスというのはなかなかいいのではと感じています。柔道と違って、怪我の可能性も少なく、安全ですしね。しかも、踊りは体操着でできるので、安上がり!床や運動場で簡単にでき、畳もいりません。

動物園

2015-06-14 | 動物
久しぶりに円山動物園に行きました。

ライオンも起きていて、ヒグマも姿を見せてくれ、普段、なかなか見られない動物たちを存分に見学することができました。

ヒグマを間近に見て、こんなのと山で遭遇したら、もう観念するしかないと思いました。しかし、実際に札幌市内の山際では、こんなのが住んでいるわけで…。

息子は小さい時、エゾオオカミを図鑑で見て、「もし、絶滅していなかったらものすごくこわかった。いや、まだどこかにはいるかもしれない」と非常に恐れていましたが、冬も眠らないエゾオオカミは確かに人間には脅威だったことでしょう。などと思いながら、シンリンオオカミを見学しましたが、こちらも元気に動き回っていました。

円山動物園のテナガザルは名歌手で、運がよければ、非常に美しい歌を歌っている時があります。今回はお食事中だったようで、残念ながら歌ってはくれませんでした。

海獣館には、かつて愛想のよいトドがいましたが、福島へお嫁入りしてしまい、もう円山で会うことはできなくなってしまいました。このトドは本当に感じのよい性質で、多くの人から愛されていたと思います。

イルカの追い込み漁のことで、欧米の人は海獣に対して特別な思いをもっているのだなあと感じましたが、このトドを見ていると、そういう思いを抱く心境もわからなくはないと。鳥類であるペンギンにはショーができないのを見ると、海獣たちはやはり知能が高く、それらと接していると、そういう気持ちになっていくのでしょうね。そんなことも、空になったトドの水槽を見て、ふと思ったりして。

札幌に来たのは、息子が3歳の時。当時の円山動物園は、ごく普通でしたが、その後、旭山動物園が話題になり、円山動物園も奮起して、工夫を凝らすようになりました。新しくできた「わくわくアジアゾーンー熱帯雨林間、高山館、寒帯館」などは素晴らしいですね。アフリカゾーンの完成も楽しみです。

今は併設されていた遊園地もなくなり、体を使って遊べる公園ができ、お金をかけずに楽しめるようになりました。

土曜日なのに、動物園が空いているような気がしたのですが、よさこいだったからでしょうか?おかげでのんびり過ごせました。