DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

偽りのないコミュニケーションのために出来る事

2018-11-04 07:31:27 | 交流分析


 交流分析は円滑なコミュニケーションを行うための一つのツールとして
発展してきました。

とかく日本人は、人がどう思うか、どう思われるか、が重要なので自分の意見や気持ちよりも他者に合わせる事をしがちになります。

そこにラケット感情と言うものが出てきます。

ラケット感情とは、あのテニスや卓球のラケットではありません。

ラケットはゆすり、たかりという意味になります。

交流分析では、他者を納得させるため、振り向かせるために使われる感情をラケット感情と言います。

本当は自分の気持ちや考えがあるにも関わらず、相手を振り向かせるための感情の方を優先してしまうのです。

このことがお互いの関係性を複雑で素直ではないものにしていきます。

もしあなたが「本当は嫌だなと感じているけれど、相手はそれを言ったらきっとイヤな顔をするだろうな」と感じて自分の気持ちを押し込めていることが多かったら、そこには知らず知らずのうちにストレスや我慢を抑圧し、蓄積していることが起きるでしょう。

そこから関係性が微妙にずれていきます。

本当の気持ちを伝えあわず、「なぜわかってくれないのだろう」とか、「察してくれない」とか、思うようになっていきます。

本当はどう思っているのかを伝えていかないと相手にはわかってもらえません。

でもその伝え方が分からなくなっています。

それをすっきりわかりやすくしたものが交流分析なのです。

「交流分析」は固い言葉に聞こえますが、自分を知り、相手の事もわかる学問なのです。
お互いにラケット感情ではない、本物の感情(本音)を伝えあうコミュニケーション力を高めていくことが、双方の関係性、そのコミュニティ全体の関係性を良くしていけるのです。

私は小学校に赴きCAPの授業において保護者や先生の皆さんに交流分析を
つまりコミュニケーション力の大切さを長年伝えてきました。
保護者の皆さんの反応は大変良く、勉強になった、もっと子供が小さいうちに交流分析を学びたかった、というものが多いです。学校の授業にあったら良いのにとも言われます。

リエゾンでは偽りのないコミュニケーションができる社会を作る為に「交流分析」を今後も広く皆さんに伝えていこうと思っています。

(CAPとは子どもへの暴力防止プログラムを言います。)

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ブチ切れる気持ちってどこから来るの?

2018-04-25 13:05:52 | 交流分析
今、巷には様々な本が出ています。
「怒ってしまう自分が消える本」(倉成央)「切れる私をやめたい」(田房永子)など感情に関してわかりやすい本です。
特に倉成先生の「怒ってしまう自分が消える本}はリエゾンで行っているインナーチェンジングセラピーを
垣間見ることができます。リエゾンちょうふの個人面談で必要な方にはインナーチェンジングセラピーを行っています。
インナーチェンジングセラピーは交流分析とゲシュタルト療法を合わせた心理療法です。
分かりにくいゲシュタルト療法を体系立てて感情を移入しやすくし、わかりやすくしたものが
インナーチェンジングセラピーなのです。

切れたり、コントロールがきかなくなったりする怒りは一体どこから来るのでしょう。
それは子どもの頃の自分が何を感じてきたか、その感じた感情を出せずにため込んでしまった抑圧の結果なのです。

その抑圧した怒りは形を変え大人になった自分を翻弄し続けます。勝手に消えることはありません。
リエゾンでは感情のコントロールができない理由を伝えていきながらインナーチェンジングセラピーを行っています。
もうブチ切れたくないと真剣に悩んでいる方はリエゾンでインナーチェンジングセラピーを体験してみませんか。
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自分を知る無料カウンセリングのお知らせ

2017-06-08 16:56:18 | 交流分析
6月24日土曜日自分を知る無料カウンセリング

自分を知るカウンセリングとは

 問い合わせ、申し込みが多いため詳しい説明をいたします。

6月24日25日調布市市民フォーラムが行われます。リエゾンちょうふでは交流分析協会の心理カウンセラーの協力を得て
自己分析無料カウンセリングを行います。

24日土曜日10時から15時半まで
エゴグラム(心のエネルギーの使われ方)
ドライバー(言葉による振り回され傾向)
6つの気質(人格適応論から)

自分の傾向はどんなだろうか、得意なものは?苦手な事は?
自分を分析できる機会はなかなかあるものではありません。

この機会に体験してみませんか?もちろん普通の傾聴カウンセリングもできます。
申し込みはりえぞんちょうふ中島まで。

メールアドレス liaison-chofu@mail.goo.ne.jp

TELL 09055141087

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禁止令について

2017-04-14 22:22:48 | 交流分析
 禁止令について質問がありましたのでお答えしたいと思います。
詳しく載せてしまうと怖くなってしまう方がいるようなので概要だけお伝えします。

禁止令は交流分析の言葉です。自我状態も同様です。
禁止令は赤ちゃんから子どもの時代に決めてしまう自分への約束事です。
その時期には自分を守る事に繋がっていたのですが、大人になったときに
不都合を起こすことがあります。例えばDVや、虐待です。自分で決めたので、再決断療法(インナーチェンジングセラピー)を受けることによって
自分で変える事ができます。

自我状態は2つ意味が分かれます。
機能と構造です。機能は心がどう使われているかになります。
構造は心のできあがり方になります。私が文章の中で自我状態と書くときはほとんどができあがり方を指します。

禁止令についても自我状態についてもリエゾンで教えていますので、子育て中の方は特に学びにきていただきたいと思います。
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交流分析とは

2015-05-31 10:26:25 | 交流分析
                   e-Mail:liaison-chofu@mail.goo.ne.jp


   交流分析とは
 アメリカの精神科医 エリック・バーンによって提唱された
 「精神分析の口語版」「セルフコントロールの心理学」とも
 呼ばれる馴染みやすい心理学です。(心理テスト含む)

 特色
 ①簡潔で、難しい用語を使わず、多くの人に理解しやすく
  できていること。
 ②私たちの思考、感情、行動を「今、ここ」の時点で見つめ、
  それをわかりやすく、図式などを用いていること。
 ③自分を客観的にみるための工夫がなされていること。
 ④自分の性格形成のプロセスを知ることができること。
  自分の中にある人生脚本(ストーリー)を知ることができること。
 ⑤自分と他人の交流のパターンを知り、より良い交流の
  自律的な人間形成を図ることが可能なこと。

 交流分析の目的
 ①自己理解と気づき
  人の精神的な成長は自己への気づきから始まります。
  自己理解が他者理解につながり、他者を理解することが
  深まれば自己理解がまた深まります。
 ②自発性を高める
  新しい状況に直面した時、考えられる限りの可能性の中から
  もっとも適切な方法を自分自身で選択し決定できること、
  自分で選んだ責任を負うことができるようになります。
 ③親密な交流を回復する
  他人と自分を偽ることのない真実の交流を持ち
  人間関係をこじらせることなく、親密な関わりをもつことが
  できることを目指します。
 
 人は誰でもOKである。あなたも私も大事な人で存在する価値がある。が交流分析の理念です。

 交流分析には、そこから発展した再決断療法というものがあります。
 日本では交流分析というとエゴグラムが有名になり広まりましたが、欧米では交流分析というと
 再決断療法が一般的となります。
 再決断療法とは、次回にお知らせいたします。
 
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