DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

弁護士上谷さくら先生の講義を受けて3

2018-10-24 00:58:04 | 行事予定
上谷先生から離婚に関する夫婦間でのポイント、弁護士選びのポイントを教わりました。


・離婚は法的にそんなに難しい事ではないので、本来当人同士で解決できたらと思う。

・夫婦の問題としてではなく、子供を持つ親の立場で子供のために話し合いをしてほしい。

・話合いは家の中ではしない。徒に(いたずらに)ヒートアップする恐れが強いので。ホテルのロビー、カフェなど、周囲に第三者がいる場所が良い。

・面会交流がうまくいかない場合は、どちらかが大人(親)になり切れていないことが多い。

・自分で話をしたり、法律を調べることにストレスを感じる場合は弁護士を頼むと良い。

・弁護士選びのポイントは、話しやすい弁護士か、自分の事を気兼ねなく話せるかどうか、 価値観が合う弁護士かどうか。
ただし、なんでもかんでも「いいね」と依頼者に同調する 弁護士ではなく、メリット、デメリットをきちんと説明する弁護士が良い。

・依頼者が独断で、自分に都合のいい情報だけを取捨選択し伝えると弁護士は困ることがある。

・弁護士との信頼関係がうまくいかなかった場合、委任契約はいつでも解除できる。その場合、事件の進行具合に応じ、例えば着手金半分を返してもらうよう交渉してみると良い。

・調停や訴訟で、一つ嘘をつくと矛盾が生じていく。その矛盾を隠すためにまた新たな嘘が生じていく。嘘を矛盾なく貫き通すのは大変だし、精神的にも負担。嘘はつかない方が良い。

・夫婦は様々で、一つとして同じケースはない。ただ妻が離婚したいと言い出したら、頑として動かない場合が多い。

・夫は日頃から、「いつでも離婚してやる」と豪語していても、いざ離婚となると慌てて嫌 がる場合が多い。

・離婚を拒否していた夫が急に離婚を承諾してきた場合は、愛人が妊娠した場合などがあ  る。

・働いていない女性の方が、婚姻費用や養育費で有利な場合がある。夫が会社員の場合、給与の差し押さえが出来るので、妻側からすると回収が確実


リエゾンからのコメント。

上谷先生は本来夫婦が話し合えることが一番良いと話してくれました。
二人にしかわからない流れや、気持ちがあるからです。

それでもどうしても滞るようなら弁護士の出番ということでした。

お互いが親として、どう生きていくかを本音で話し合えることが理想です。
その手伝いを弁護士が担うのだそうです。

戦略で嘘をついたり、勝つために何でもありだったりは
信条からは外れるようです。
上谷先生は真っ向から正攻法でいくようです。

その弁護は見ていて気持ちの良い納得のいくものです。色々な弁護士がいて、誰に頼むのが良いのかわからなくなる昨今ですが、安心できる弁護士に出会えたことは本当に幸運だと
感じます。今後もどうぞよろしくお願いします。







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