DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

弁護士上谷さくら先生の講義を受けて

2018-08-30 03:00:48 | 行事予定
さくら先生の講義を受けて(40代男性)

別居、離婚となると男性側に非常に厳しい状況となることが再認識できた
夫の収入は妻の協力があってこそ、という考えが別居時にも適用され、妻の生活を支えるための婚費の支払が必要となること(その期間子供に会えない可能性もある)、
離婚となった場合、将来もらえるであろう退職金も財産分与の対象となるため、夫はもらっていない退職金分も妻に支払うことがあること、最近は面会交流についての案件が倍増していること(男性の育児への意識の変化はもちろんあると思うが、女性が会わせない件数が増えていることもあるのでは)
などリアルに感じられた


この現実を男性は知っておくべきで、35%が離婚すると言われる中、正しい情報を認知している人は少ないと思う
別居や離婚を選択することに抵抗がなくなってきているが、リエゾンのようなDV加害者プログラム、カウンセリングで問題を解決し、夫婦がお互い尊重しあえる関係を再構築することができることも情報として広まっていって欲しい




リエゾンからのコメント

今回、男性たちに一番衝撃的に映った内容だったのではないでしょうか。
離婚をした時点で退職金がまだもらっていなくても半分の金額を妻に支払わなくてはいけないということです。
例えば今退職したら1千万支給されるとすると、その500万円を妻に支払わなくてはいけないというのです。勿論退職しているわけではありませんから、手元に現金があるわけもなく500万円を借りてでも何でも用意しないとならなくなるわけです。
これは転職していたとしても同じだそうです。転職後であっても預貯金から退職金の
半分の金額を離婚時には渡さなければいけないそうです。

「弁護士の中にもこの事を知らない人がいる」さくら先生が話されていました。

男性たちは「俺が食わせてやっている。」とか「だれのおかげで居られると思っているんだ。」とか言われますが、なんと妻のおかげだったのですね。つまり日本という国は専業主婦を大切に考えているということです。専業主婦の功績をしっかり認めており、半分の財産を渡さなければいけない存在だということなんです。

だから稼ぎがない専業主婦ではない、影の貯金を着々としている私たち主婦なのだということを知って自信をもってもらいたいと思います。

でも離れる決心をする前にリエゾンに来て、対等尊重の夫婦関係構築を試みてくださるようにお願いします。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弁護士上谷さくら先生の特別... | トップ | 弁護士上谷さくら先生の講義... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

行事予定」カテゴリの最新記事