DV加害者更生プログラム(既婚、未婚、問わず)

DVをしているのではないか、悩んでいる方に心理テスト、グループエンカウンター等を用いて更生の道をお手伝いします

今、在籍している男性からのメッセージ1

2013-12-08 00:23:02 | 【DV加害者更生教育プログラム】
悲しいニュース

吉祥寺と市川でDVによる殺人事件がありました。
私達のようにDV加害者プログラムに通っている者からすると、非常に悲しく
迷惑な事件です。

被害に遭われた方も大変にお気の毒ですが、DV加害者プログラムに通っている
私達にも影響は及んできます。

私達は問題を解決するために、自分の問題点を明らかにし、家庭に受け入れられる
ための努力を続けています。
同居しているメンバーは家族が私達の変化を見てくれますが、別居状態だと
そのようなことがありません。
別居のパートナーをサポートする方たちは、そのような事件があるとパートナーの
保護に力点が移り、家庭に受け入れられるための努力に目が向かなくなります。

私達がパートナーや子供たちを失わないように改善の努力をしているのに、
そのような事件の加害者と同じように見られ、家庭に受け入れられるチャンスを遠ざける
ことになってしまうのです。

このような事件が繰り返さないことを切望します。
50代男性


 なぜ、人が殺せてしまうのか…
 交流分析では、三次構造の自己感の欠如が原因といわれています。
 一説では受胎から始まるとも言われている自己感の形成です。
 自己感は「自分は、一個の存在している人間なんだと感じる中核自己感」、
 「人にも心があるのだと感じる間主観的自己感」ほかにも2つの自己感があります。
 この4つの自己感のうち、「人にも心があるのだ」と感じることができるようになる
 間主観的自己感は、人の命を奪ってはいけないという心の形成には大変重要になります。
 間主観的自己感は、どう形成されていくのでしょう。
 それは、赤ちゃんが何らかの要求を発した時に、養育者がどう対応したのか、それに限るのです。
 どのように対応することが自己感の形成になるのか、
 リエゾンでは交流分析の人生態度のところで 学んでいきます。

もし、自己感を形成できずに大人になったら、手遅れなのでしょうか?
 答えは「いいえ」です。人はやり直すことができるのです。
 


 
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