カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

映画「空気人形」

2009-10-02 | 映画
「空気人形」観て来ました。
この作品のほうが、「3時10分~」より先に観たんですが、
感想、後になりまいました

チラシを見た限り、かわいいお姉さんがメイドのカッコして…
興味ないなぁ~と、思っていたんですが、

監督は、「誰も知らない」の是枝裕和監督!
そして、このメイド服のお姉さん
実は空気人形こと、「心」を持ってしまったラブドールなんですって
韓国の女優ペ・ドゥナさんが演じていますが、タドタドしい喋りも人形ぽくてとっても可愛いんです
ラブドールというと、エッチな感じがしますが、
ペ・ドゥナさんのスレンダーな容姿のせいか、清楚で、あまりいやらしい感じはありません
女性でも観られます
ただ、ラブドールの構造に、へぇ~~ではありましたが

空気人形は、持ち主の秀雄(板尾創路)と、都会の片隅でひっそりと暮らしています。
空気人形は、自分はからっぽだと・・・

空気人形の出会う人々も、また心がからっぽだったり
そのからっぽな心を、何かで埋めようと。。

風の音は、からっぽの音?

心地よい音楽と詩的な映像は、大人のファンタジーと言った感じでしょうか

そして、心を持った空気人形は、恋した青年(ARATA)と仲良くなれたのに・・・
最後、えっっていう結末が。。


それから、人形制作者役で、オダギリギョーさん出てますが、カッコいいです
人形は燃えないゴミだけど、人間は燃えるゴミだとか!

映画「3時10分、決断のとき」

2009-10-02 | 映画
1日は映画の日
横浜駅近くのムービルへ~
「3時10分、決断のとき」は、1日一回上映
西部劇だけあって、8割がた男性でした!

この映画はオススメがあったのと、
韓国版西部劇観たばかりなので、本場の西部劇も観てみようかと~

駅馬車を襲っては、強盗を繰り返す強盗団一味。
そのボスで、悪名高いベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)を逮捕したことから、
3日後のユマ行きの3時10分の汽車に乗せる為、
駅のある町まで護送団を結成し、護送することに・・・
牧場主のダン(クリスチャン・ベイル)は、家族を守るため、
借金返済のお金欲しさから、この命賭けの護送役をかって出ます。

その後を、強盗団の手下たちが、ボス奪還のため追いかけて来るは
インディアンに襲われるは、次々災難が降りかかってきます。
その中で、ダンとベン・ウェイドとの絆のようなものが生まれ・・・
さてベン・ウェイドを汽車に乗せることは出来るのか

でもタイトルの「決断の時」って?
まあ汽車が来るって時に分かるんですが

追い詰められた時、人間の真実が分かるものなんですね!
男の美学というか。。。

そして父親として威厳、誇りを息子に示したいという思い

この間観た「グッド・バッド・ウィアード」のような爽快活劇というより、
人間ドラマの部分に重点が置かれてる感じで、
最後ジ~ンとする作品です。

男って・・・誇りで生きてるんだなぁなんて
今の男性は分かりませんが・・

ただ悪名高いベン・ウェイドのラッセル・クロウが悪人に見えなくて…
でもきっと意図があるんでしょうね。。。