カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

「白洲正子」展

2011-04-29 | お気に入り
砧公園にある世田谷美術館にて、開催中の「白洲正子」展に友人に誘われ行って来ました

田園都市線用賀駅から、プロムナードなる遊歩道を歩き15分くらい

新緑を眺めながら、この時期は気持ちいいかと~
     
普段は歩道脇を、せせらぎのような水が流れているようですが、節電の為止まっています。
暑い時は、水の流れ見るだけでも涼を感じられるもの…
今年の夏は要らぬ電力、節電するとなると、暑い夏になりそうですね

まあ日本中一丸となって頑張らないとですからね!!


さて以前、白洲正子氏の邸宅後の武相荘(ぶあいそう)を見学しましたが、

今回は、白洲正子氏の著作にある文章と共に、日本各地の寺社の名宝が一同に観られる展覧会になっています


正子氏は、ホント日本各地を旅しています!

そして、そこで出会った日本の美に対する造詣の深さには、感心するばかり

今回取り上げられていた寺社等、自分も以前旅したことのある場所も多く、とっても興味深く見学できました

名宝の展示品の中で興味惹かれたのは~~役行者(えんのぎょうじゃ)像

脇には、前鬼後鬼坐像が控えます

役行者は、修験道の開祖とされ、7世紀後半の人。又の名を、役小角(えんのおづぬ)

いろいろ不思議な力があったようです。

神秘的な感じ惹かれます~

あまり見る機会も少ない像ですからね


日本には、自然崇拝と仏教、神道、そして道教のような神々が、

うま~く長い歴史の中、混在しつつ付き合っていた時代、地域があたんだと

時には、芸術・歴史・文学の香りに触れるのって、いいですね


そして最近、白洲正子氏の著作「両性具有の美」なる本読んでいます

定価は2369円とお高め。。でも古本屋で買ったので

ちょっとなまめかしいタイトルに惹かれ

今日まで残っている名宝の数々の歌集や物語等の中にも、秘められた世界が隠されているかと思うと、
歴史もまた、面白くなりますよ